6月19日(金)より全国公開となる映画「エジソンズ・ゲーム」より、ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、タペンス・ミドルトンのスリーショットインタビュー動画が解禁された。
当初、ワインスタイン騒動により公開延期を余儀なくされていた本作。そこからの復活劇に一役買って出たのは、巨匠マーティン・スコセッシ監督だ。当初のトロント映画祭で披露された本編は、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられた、製作陣にとって不本意なバージョンだったという。
アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮でもあるスコセッシ監督は、それを完成版と認めず製作陣による再編集を支援する。超多忙なスター俳優たちを集め、たった1日限りの再撮影を敢行。渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させ、2年越しの全米公開となる奇跡の大逆転を成し遂げた。日本では製作陣により正式に監修、許諾されたディレクターズ・カット(インターナショナル版)が公開となる。
天才発明家エジソンを演じるのは、「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」で、アカデミー賞にノミネートされたベネディクト・カンバーバッチ。対するライバルのウェスティングハウスには「シェイプ・オブ・ウォーター」のマイケル・シャノン。さらに、2人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラに「女王陛下のお気に入り」のニコラス・ホルト、エジソンを支える助手に「スパイダーマン」最新シリーズのトム・ホランドと、英国とハリウッドの美しき男たちが集結している。
この度、カンバーバッチ、シャノン、エジソンの妻・メアリーを演じたタペンス・ミドルトンのスリーショットインタビュー動画が解禁。「“電流戦争”について知っていたか?」という質問に、首を横に振る3名。シャノンが「突然誰かが電気の使い方を思いついて、じゃあみんなこれを使って、みたいな感じだと思っていた」と冗談交じりに話すと、隣の2人からも思わず笑みがこぼれる。
「エジソンの発明で印象的なものは?」という質問には「エジソンがどれだけの数の発明をしたか、恥ずかしながらまずそこにびっくりしたよ」と、吐露するカンバーバッチ。エジソンの生い立ちや功績をスラスラと挙げていくが、最後に「全部この映画には出てこないんだけど」とネタを明かし、シャノンとミドルトンは大爆笑。
「だとしても、面白いけどね」とミドルトンが、「だからこの映画は見るべきってことで」とシャノンがフォローし、抜群のチームワークを見せつける様子が収められている。
<動画>
映画『エジソンズ・ゲーム』キャスト特別インタビュー動画
<作品情報>
「エジソンズ・ゲーム」
2020年6月19日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他全国公開
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン 「ぼくとアールと彼女のさよなら」『glee/グリー』シリーズ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
後援:一般社団法人 電気学会
配給:KADOKAWA
<ストーリー>
19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソンは天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。
裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウスは、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラも、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。
ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。
こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた!訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく──果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか──?
<WEB>
公式サイト:https://edisons-game.jp/
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