凄惨な戦場のリアルを描く映画「この世の果て、数多の終焉」予告編&場面写真が解禁

映画
2020年06月27日

8月15日(土)から全国公開されるフランス映画「この世の果て、数多の終焉」より、戦場の生々しい実態が描かれた予告編と場面写真が解禁された。

本作の舞台は、1945年の第二次世界大戦末期、フランス領インドシナの凄惨な戦場。ひとりの若きフランス人兵士・ロベール・タッセン(ギャスパー・ウリエル)の壮絶なる肉体と魂の彷徨を通してあぶり出すのは、この世の地獄というべき戦場の生々しい現実だ。

透徹したリアリズムにほのかな幻想性が入り混じった映像世界と、観客に想像と解釈の余地を広げた独特のストーリーテリング。心身共にずたずたに傷ついた彼の“行き着く果て”とは。多くの日本人にとって知られざる、衝撃的な歴史の闇をえぐり出した戦争ドラマとなっている。

この度、解禁された予告編は、駐屯地での殺戮からたったひとり一命を取り留めたロベールが、惨たらしい死体の山から這いずり出るところから始まる。森をさまよい意識を失ったところを地元の農民に救われ、回復した彼の目的はただひとつ。兄を虐殺したヴォー・ビン中尉への復讐を果たすことだった。

ジャングルでの果てしないゲリラとの戦いの中、マイというベトナム人の娼婦に心惹かれ、激しく体を重ね合うが、復讐の怨念に駆られる彼はもはや後戻りできない。まさにこの世の地獄というべき戦場の生々しい実態。至る所に数々の死体が散乱する熱帯雨林で、ついに精神が壊れてしまったロベールの“行き着く果て”とは…。

<動画>
「この世の果て、数多の終焉」予告編

<作品情報>
「この世の果て、数多の終焉」
2020年8月15日(土)シアター・イメージフォーラム他全国順次公開

監督:ギョーム・二クルー
出演:ギャスパー・ウリエル

配給:キノフィルムズ・木下グループ
R18+

© 2017 Les films du Worso-Les Armateurs-Orange Studio-Score Pictures-Rectangle Productions-Arena Films-Arches Films-Cinéfeel 1- Same Player- Pan Européenne- Move Movie- Ce Qui Me Meut

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