山﨑賢人「いい未来に向かっていけるように」映画「劇場」公開

映画
2020年07月19日

映画「劇場」初日舞台あいさつ

ここで、スケジュールの都合でイベントに参加できなかった松岡茉優よりビデオメッセージが。松岡は「公開おめでとうございます!今回の新しい試みに対して、海外にいる山﨑くんや私や行定監督のファンの方が同時に観られるのがうれしい!という感想をいただいてうれしかったですし、すごく良いことなんじゃないかなと思いました。舞台あいさつに行けなくてとても残念ですが、私と山﨑くんが演じた永田と沙希ちゃんの7年間の恋の物語、そして夢の物語。恋をしたことがある人、夢を追いかけたことがある人、そして忘れられない人がいる人が、過去と向き合うのも悪くないんじゃないかなって思える映画じゃないかな思います。楽しんでください!」とコメントを寄せた。

山﨑は「すごい茉優ちゃんの魅力たっぷりなメッセージでしたね(笑)。茉優ちゃんとは同い年で、撮影に入る前に共通認識で『劇場』はこういう作品で、こういう結末があるから、どの時期にどういう想いを持っていたかを話そうって言ってくださったりして。本当に頼もしい女優さんだなと思いますね。ほぼ2人芝居だったので、お芝居できてすごくうれしかったです」と。

続けて「こういう時期だからこその試みだと思いますし、だからこその伝わり方があると思うので、本当に全世界の皆さんに同時に『劇場』を観ていただいて、伝わっていけばいいなと思います」と語った。

行定監督も「松岡茉優という女優はいろんなことを察してくれて頼もしいですね(笑)。僕の想いとかを察してコメントをくれたんだと思うんですが、僕は今回の様な取り組みになったのは良かったと思うんですね。コロナ禍の中で外に出にくい方もいらっしゃると思うので、そういう方たちも観れるという。またこの映画は観るとある仕掛けがありまして、最後にこれは劇場で観たかったなって思ったら観に行くという経験もできます」と語った。

また、劇中で沙希が永田に対して優しく語りかける「ここが一番安全な場所だよ」というせりふにちなんで、2人にとって「一番心地いい場所」はという質問が。

山﨑は「家ですね(笑)。自粛期間もあったりして、家が居心地よくなる様に努力しましたし。掃除して部屋が広くなるようにしたり、カーテンの色を変えたり、植物を置いたりして。場所で言うと家になっちゃうんですけど、居心地が良い人とか大事な人がいる場所が全部安全ないい場所になればと思いますね。外へ出れない分2パターンあります」と。

行定監督は「映画館ですね。やっぱり映画館は居心地いいですよ。例えば映画館でつい寝ちゃう体験をしたことがあると思うんですけど、それもある種映像や音に没入しているってことだし、逆に暗闇の中で1つの作品を観ている、他者と共有する瞬間っていうのもあるんですよね。そういうものがある映画館っていうのはいいですよね」と語った。

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