映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」の初日舞台あいさつが開催され、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、白濱亜嵐、関水渚、古川雄大が登壇した。
長澤は「今日この日を迎えることができ、安心したという気持ちと、感慨深い想いでいっぱいです。2か月半くらい遅れての公開になりましたが、延期になってからも、『この作品を観たい!』という士気が高まっている気がして、ファンがたくさんいてくれることを感じ、なんだかうれしい気持ちでした」と感謝を伝えた。
東出は「撮影を振り返って、本当に楽しい現場でした。本日はトークの中でその雰囲気を皆さんに伝えられればと思っています」と語り、小日向は「たくさん見ていただくことで『また来年も(新作が公開)…』ということになりますので、ぜひ友達に宣伝をよろしくお願いします!」とアピールし、笑いを誘った。
シリーズでおなじみのキャラクター・五十嵐役の小手が「早くネタバレしたいです!早く副音声をやりたい!(笑)作品を届けたいという気持ちがすごく強かったです」と話すと、長澤は「今回、小手さんが主役みたいなもんですもんね!」とイジり、「そういうミスリードは危ないと思いますよ!(笑)」と小手を慌てさせた。
「『プリンセス編』の魅力を一言で言うと?」というトークテーマでは、それぞれのキャストがフリップに書いて回答。長澤は「FAKE」と答え、「劇中でいろんな人に成り済ましてダマしていくのがそれがすごく楽しいので、“FAKE”“嘘”や“偽り”という『コンフィデンスマンJP』ならではのものに魅力に感じています」と回答。
「ド派手」と回答した白濱は「キャストも豪華だし、ロケーションもマレーシアで撮影したりと、この映画の規模がとにかくド派手!僕自身も休みの日、ジェットスキーで島中を回ったり、楽しませてもらいました。観たプール、観た海には全部入りました(笑)」と話し、その満喫ぶりにキャスト陣も笑顔を見せた。
小手は「マジか五十嵐」と回答。キャスト一同が理解できていない中「やっぱり五十嵐としては自分のことを語らないと!今作の僕は驚くべき立場にいますので、“マジか五十嵐!”という気持ちになると思いますよ!」と話す小手に、長澤がけげんな顔をしながら「いいんですよ。やっぱり主役は自分のことを語らないとね…」と再びイジった。
続いてのトークテーマは、本作でダー子たちが狙う「10兆円の遺産」に絡めて「10兆円あったら何に使いますか?」。
小日向が「映画『コンフィデンスマンJP』を100本ぐらい作る!そして『寅さん』を抜く!」と楽しそうに話し、長澤が「1本にすごいお金をかけるっていうのはどうでしょうか?」と提案。「宇宙に行けるよ!」という小日向に長澤も「それいいですね!宇宙に行きましょう!」と乗っかり、キャスト陣だけで「月面編」の構想を立てて笑い合った。
最後に長澤は「“愛すべきコンフィデンスマンたち”がみんなそれぞれ、映画の中で頑張っています!その姿をたくさんの人に観ていただきたいと思います。そしてこの世界がいつまでも愛され続けるといいなと思っています。過去作も、今回の作品も、ずっとずっと、たくさんの人に観ていただけるようにこれからも“コンフィデンスマン”として頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました」と“コンフィデンスマン”への想いを語った。