紀里谷和明監督が新たに手がける作品「新世界」の制作に、GACKTの参加が決定。制作資金調達中のクラウドファンディングプロジェクトにて、サイン入りアイテムなど追加リターンも発表された。
2020年6月に制作を発表された「新世界」は、紀里谷和明が長年にわたり企画構想を温めてきた近未来の東京を舞台にした作品。劇中には戦国時代に名を馳せた、誰もが知る歴史上の人物たちをモチーフにした個性豊かなキャラクターが登場する。アニメ先進国である日本の高い技術を生かして、これまで誰も見たことのない映像世界で新しい表現に挑戦する作品だ。
現在、その第一歩となるパイロット映像制作(約90秒)のサポーターを募集するクラウドファンディングプロジェクトが「Makuake」で進行中。本プロジェクトでは、クリエイティブ業界の環境やそのあり方について問題意識を持つ紀里谷監督が「クリエイティブの復興」を掲げ、制作の過程や発表、マネタイズまで、新しい形での作品づくりを通して、芸術の本質を問いかけることを目指している。
この想いに賛同したGACKTが、本作品制作に参加することが決定。今回の発表に際して、GACKTは「世界中が混沌の淵にある。そんな中で、こういった質の高い芸術が日本から生み出されることにボクGACKTも心打たれました」と明かす。
「ともすれば地球上からエンターテイメントが消滅しかねない状況でクリエーターやアーティストが立ち上がり、力を結集させて、そしてそれを支持するサポーターたちが立ち上がってくれる。ただ観衆になるだけでは無く、誰もが一緒に創り上げてゆく。盟友・紀里谷監督だからでは無く、この作品の在り方に対して、ボクもひとりの日本人アーティストとして参加します」とコメントを寄せた。
「新世界」のクラウドファンディングプロジェクトは「Makuake」にて6月10日(水)から8月10日(月)まで実施。1,300万円の目標に向け7月27日(月)時点で約830万円を集め、目標達成に向けて引き続き支援を募っている。
今回、GACKTの参加が決定したことを受け、新たに4つのリターンが追加された。詳細は、次ページを参照。また、GACKTがどのような形で作品に参加するかなどの詳細に関しても、追って発表される。今後も作品制作に参加するアーティストやキャストが順次発表される予定だ。