石橋静河・伊藤沙莉・玉城ティナ・尾崎世界観ら「ハニーボーイ」へのコメント到着

映画
2020年07月31日

映画「ハニーボーイ」が、8月7日(金)から全国公開される。それに先立ち、石橋静河、玉城ティナ、伊藤沙莉といった俳優陣、クリープハイプの尾崎世界観などミュージシャンのほか、映画監督や写真家など表現者・クリエイターから本作へのコメントが到着した。

本作は2019年サンダンス映画祭を皮切りに、世界の映画祭で絶賛の嵐を巻き起こし、賞レースを席巻した話題作。人気子役として活躍するオーティスは、マネージャーを務める愛情表現が不器用な父・ジェームズに振り回され、ぶつかり合う日々を過ごす。そんな彼が保護観察官のトム、モーテルに住む隣人の少女、撮影現場の大人たちとの出会いを経て、成長していく感動の物語だ。

石橋静河は「早く大人になりすぎた少年と、子供の精神のまま父親になってしまった男。シャイア・ラブーフ演じる父親の澄んだ目が、最終的に息子が得る父への赦しを物語っていた」と、立場逆転の複雑な親子関係の2人がたどるすれ違いと、その後に訪れる切なくも感動のラストをフューチャーしたコメントを発表。

自身も子役からキャリアをスタートさせた伊藤沙莉は「常に顔色を伺って大人と接する中で何が嫌がられるか何を求められているかわかりたくないことまでわかってしまう。子供が大人を演じるのはそう容易いことではない」と述べる。そして「苦しみの中にも愛があることに、あったことに気付けた時ようやく救われる。特殊に見えて実は普遍的な親子をどちらも抱きしめたくなった」と、オーティスの感情に寄り添った。

また玉城ティナは「あなたさ、と指摘された事は、私が、親に対して感じていた1番苦手な所だった。何も返せなかった。いつのまにか染み込んでいたのだ。誰だって、受け入れなければいけない物がある。皆、ぽん、と地球に生まれてきたわけではない。愛憎の繋がりの中で、今日も誰かの子供として生きている」と幼いころの自身に主人公を重ね合わせながら、親子の愛と憎についての普遍性を共感とともに綴っている。

そのほか、尾崎世界観や塩崎モエカ(羊文学)、西田尚美や栗原類など数々の著名人から寄せられたコメントは、次ページを参照。辛口映画批評サイト「Rotten tomatoes」で94%を弾き出した、本年度の注目作がいよいよ8月7日(金)より公開となる。

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