8月14日(金)より全国公開となる映画「弱虫ペダル」。8月6日(木)に行われたご当地最速試写会に永瀬廉、伊藤健太郎、坂東龍汰がサプライズでリモート登壇した。以下、オフィシャルレポートを掲載する。
累計2500万部突破の大人気スポーツ青春漫画「弱虫ペダル」が満を持して初の実写映画化。主人公でアニメ好きの高校生・小野田坂道役をKing & Princeの永瀬廉が務め、同じ自転車競技部の仲間で期待の新人エース・今泉俊輔役を伊藤健太郎、マネージャー・寒咲幹役を橋本環奈が演じている。さらに坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、皆川猿時ら人気実力ともに兼ね備えた個性豊かな俳優陣が集結した。
この度、映画公開を直前に迎え、8月6日(木)に京成ローザ10にて「ご当地最速試写会 サプライズリモート イベント」が開催。「弱虫ペダル」の原作の聖地でもあり、本作のロケ地にもなった千葉県で、県内在住者を対象に公開前唯一の試写会が行われた。
上映終了後、「キャストによる特別コメントを流させて頂きます」とアナウンスが流れ、客席の期待が最高潮に達したところで、スクリーンに永瀬・伊藤・坂東が登場する。「映画『弱虫ペダル』いかがでしたか?『弱虫ペダル』のご当地である千葉県のみなさんに、だれよりも早く、完成した映画を見て頂けて、とても嬉しいです」(永瀬)、「全国で一番最初に見た方々ですからね。みなさんの表情をみて、直接感想を聞きたかったですね」(伊藤)、「そうですね。直接会いに行けたら嬉しかったんですけどね(坂東)」と、まるで収録コメントかのような話しぶりをする3人。
しかし、永瀬が「となると思って…実はこれリモートで繋げてもらってます!」とリモートで劇場と繋がっていることを明かすと、あまりの驚きに唖然とする客席。伊藤が客席の映っているモニターを映すと、繋がっている実感がわいたことから大きな拍手が巻き起こり、大盛り上がりを見せた。
映画を届けることができた気持ちを聞かれると、永瀬は「スタッフ誰もが完成するのか心配していましたが、こうして映画をちゃんと届けることができて、とても嬉しいです」と安堵の様子を浮かべる。伊藤も「完成した映画を見ましたが、とても感動しました。僕ら自身も実際にどういう映画になっているのか気になっていましたが、最高な作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。
坂東は「映画を見て、僕たちが本当に頑張っている姿や表情が嘘ではなく、自転車に乗っている姿も本当にきつそうなのがリアルに伝わってきました。ずっと早く届けたいとドキドキ、ワクワクしていたのでみなさんに見て頂けたのが本当に嬉しいです」と笑顔でコメント。加えて永瀬も「わくわくが強いですね。手に汗握る瞬間が多く、早く色んな人に見てもらうのが楽しみです。来週、無事公開を迎えられるということは、とても幸せなことだと思います」と、公開を迎えられることを喜んでいた。
ここで、MCからもうひとつサプライズで、「弱虫ペダル」原作者の渡辺航が客席で共に鑑賞していたことが発表され、客席からは拍手が沸き起こる。映画を初めて見たという渡辺は「CG全盛の時代に全員がちゃんと自転車に乗って走りながら、そして喋りながら演技をしているところに感動しました」と絶賛した。
それに対して永瀬は「一気に肩の力が抜けました。『弱虫ペダル』を作った先生の言葉は本当に自信につながります」と思いを明かす。伊藤も「実写化する意味を見つけられたらと思っていたのですが、そんな中で先生にそう言って頂けてとても嬉しいです」と渡辺からの言葉を噛み締めていた。
客席からキャストに質問をするコーナーに移ると、バトントワリング部の女子高校生が手を上げる。「一番やり切ったシーンについて教えてください」という質問に対し、永瀬は「一つ一つのシーンが過酷だったのですが、一番は、坂道がママチャリで今泉とレース対決をするシーンです。ママチャリはロードレーサーに比べてペダルが重く、それに対してロードレーサーで走る今泉とレースするというのは、大変でした」と語った。
伊藤は「ガッツポーズするシーンがあるのですが、本作の見どころの一つだと思い、しっかり決めたかったので頑張りました」と述べると、質問者も「あのシーン、泣きそうになりました」と返答。「そう言ってもらえるのは本当に嬉しい」と喜びを露わにした。坂東は「レースに負けて、海に入りながら悔しさを爆発するシーンがあるのですが、あの撮影日は結構寒くて、大変でしたが、全てを出し切りました!」と、冬の寒さのなかでの撮影エピソードを披露。
続いて、挙手した5歳の女の子を見て、3人が思わず「かわいい」と和んでしまう場面も。「どうすれば上手に自転車に乗れるようになりますか?」という質問に、永瀬が「俺と一緒に乗りましょう!」と声をかけると、伊藤と坂東は「それ以上のかっこいい正解はない!」と苦笑。
気を取り直して、伊藤が「こけてもあきらめないで、乗り続けることが大切」と述べたのに続けて、永瀬が「自転車に限らず、そのあきらめない気持ちはどんなことにも通じる大切なこと」と人生について語る場面も。坂東が「自転車仲間を作って、友達と楽しく、刺激し合いながら自転車に乗ることが大事だと思います」と答えると、永瀬も「仲間と一緒に自転車で走る楽しさを身をもって経験しました」と、自身の経験を交えながら話しかけていた。
ほかにも、ユニフォーム姿の自転車競技部の男子高校生からは「ロードレーサーに初めて乗った時にこけなかったのでしょうか?」という質問が。対して、永瀬は「こけました!足がペダルに固定されている中で降りようとしてしまって…」と明かす。伊藤も「川の土手で練習中にスリップして、こけそうになりました」とその難しさを述べ、坂東は「初日の練習のとき、またがってすぐにこけました。きっとこけた人第一号です」と会場の笑いを誘った。
まだまだ客席からは手が上がる中、終了の時間が迫る。最後に代表して永瀬が「本当にこの映画はたくさんの人に支えられて、無事公開ができそうです。たくさんの人が経験している青春であったり、ロードレースの選手たちの熱、疾走感が伝わる作品です。色々な壁にぶつかっている人たちの背中を押す映画にもなっていると思ってますので、多くの方々に届けられるように協力してもらえると嬉しいです!」と見どころをアピールし、イベントを締めくくった。
出演終了後、初めてのリモート舞台挨拶に「いろんな年代の方々にも見て頂けて嬉しいです。劇場に伺えなくて残念でしたが、新しい形でコミュニケーションができて嬉しかったです。また、渡辺先生にも来ていただいて嬉しかったです」(永瀬)、「こういう状況の中で、みなさんの反応・感想を頂けてすごく嬉しかったです。またこういう機会があればやりたいです」(伊藤)、「ずっとみなさんに見て頂ける日を待ち詫びていました。リアルな声を聴けてとても嬉しかったです」(坂東)と、映画を届けられた喜びを口にする3人。こんな時代だからこそ感じる人とつながる楽しさ、喜びを語っていた。
<イベント概要>
「弱虫ペダル」ご当地最速試写会 サプライズリモートイベント
2020年8月6日(木)後5・00〜5・30
会場:京成ローザ10 ※キャスト登壇場所:松竹本社
出席者:永瀬廉(King & Prince)、伊藤健太郎、坂東龍汰
渡辺航(「弱虫ペダル」原作者)
MC:フジテレビアナウンサー・榎並大二郎
<作品情報>
「弱虫ペダル」
2020年8月14日(金)全国公開
出演:永瀬廉(King & Prince)
伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、栁俊太郎、菅原健
井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)・竜星涼/皆川猿時
原作:渡辺航『弱虫ペダル』(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督:三木康一郎
脚本:板谷里乃・三木康一郎
主題歌:King & Prince「Key of Heart」(Johnnys’ Universe)
配給:松竹株式会社
<WEB>
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©2020映画「弱虫ペダル」製作委員会 ©渡辺航(秋田書店)2008