映画「ぐらんぶる」公開記念前夜祭が行われ、竜星涼、犬飼貴丈、与田祐希(乃木坂46)が登壇した。
本作は、2018年にアニメ化もされ、登場キャラクターのあまりの脱ぎっぷりから、主に衣装の面で“絶対に映画化不可能”と言われてきた異色作。竜星涼演じる史上最も服を着ていない主人公・伊織と、犬飼貴丈演じる無駄にイケメンなオタク・耕平の青春ダイビングコメディ。
竜星は「やっと、明日公開ということで、みんなに観てもらえると思うとドキドキします。僕の全てを見られるかと思うと!」と語り、犬飼も「笑っていただけるような作品になった」と。
また、与田が「公開したら映画館に行きたい、映画館でお客さんが笑っている空気を味わいたい」と話すと、竜星は「3人でこっそりお忍びで観に行こう!裸で行かなければバレない!」と仲の良さを見せた。
そして、宣伝イベント最後の企画として竜星、犬飼が<かき氷大食い対決>にチャレンジ。意気込みを聞かれた竜星&犬飼は共に「がむしゃらに口に入れる!」と対決前に既にバチバチ状態。MCの掛け声でスタートした白熱の戦いは両者互角に見えたが、勝者は犬飼。
勝った犬飼は“勝利”と“頭痛”をかみしめながら「スタッフさんにも一気に食べ過ぎると危険かもしれません。と言われていたが、安全さを捨てて頑張りました!」と。
負けた竜星は自身の皿を指さし「意外といっている!」と抗議するも、見守っていた与田が「最後氷を避けてズルしていましたよね!?」と役柄張りに冷めたツッコミで対決を締めた。
さらに、スペシャルゲストとしてTVアニメ「ぐらんぶる」で犬飼演じる耕平役の声優・木村良平が登場。木村は「めちゃくちゃ耕平がいた!久しぶりに(ぐらんぶるの)みんないた!と思えました。本当に面白かった。男たちの裸を観ながらゲラゲラ笑いました!」と語った。
続いて、主題歌・挿入歌を担当したsumikaのボーカル・ギターの片岡健太、キーボード・コーラスの小川貴之が登場。本作の最初の主題歌のイメージを片岡は「お洒落でメロウな曲をと言われたが、絶対違うだろ!とメンバーで話して『絶叫セレナーデ』を作った」と制作秘話を明かした。
その後、リモートで参加したファンから質問タイムに。ファンからの「sumikaさんは映画でやってみたい役はありますか?」という質問に、片岡は「挿入歌も歌っているのですが、(曲が使われているシーンは)ロマンチックでいいよ!と聞いていたのでメンバーで演じたいなと思いました。裸ですけど(笑)」と答え、小川も「作曲した身としては、爽やかな曲なのに、こういうシーンで使われているんだ」と驚きを語った。
最後に与田は「今、元気がない人も元気な人も明るい気持ちになれる映画なので、映画館で笑って、日常の嫌なことも忘れてください!」と話し、犬飼は「この夏、本当にぴったりな映画になっています。ぜひ、劇場で観てください」とアピール。
竜星は「宣伝活動も今日が最後。寂しい気持ちもありますが、僕も心の底から楽しんだ映画が明日から公開されます。美しいロケーション、僕らの裸、たくさん見どころがあるので、ぜひ映画館で観てください!」と熱い思いを語った。