吉沢亮主演で12月公開決定!映画「AWAKE」若葉竜也・落合モトキらキャスト情報解禁

映画
2020年08月12日

河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞でグランプリに選ばれた作品「AWAKE」が、吉沢亮を主演に迎え12月に全国公開することがわかった。そのほか若葉竜也、落合モトキ、寛 一 郎らキャスト情報も解禁。キャスト6名と山田篤宏監督よりコメントも到着した。

本作は、2015年に実際に行われ、当時、ネットユーザーや将棋ファンの間で物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、書き下ろされた完全オリジナルストーリー。天才に敗れ棋士になる夢をあきらめた主人公・英一が冴えない大学生活を送っていたある日、ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす青春物語だ。

主演には、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主演が決定し、飛ぶ鳥を落とす勢いの吉沢。共演には、31歳にして芸歴30年を誇る若手実力派の若葉、映画・ドラマ・舞台と幅広いジャンルで活躍する落合、昨年第92回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞し注目が集まる寛 一 郎の出演が発表された。

さらに馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら確かな実力を持つ面々が顔を揃える。脚本・監督は、山田篤宏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が商業映画デビューを果たす。

今回の発表にあたり、吉沢は「とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです」と本作を絶賛。

若葉も「棋⼠から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい⼿。将棋の駒も触った事がない⼀介の俳優が体現するのは、並⼤抵の事ではない、と強く感じました」と、初の棋士役を演じての手ごたえを語った。

山田監督は「将棋の対局を元にした話ではありますが、『将棋が一切わからなくても楽しめる』よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです」とメッセージを寄せている。吉沢、若葉をはじめとする6名のキャスト、山田監督のコメント全文は、次ページを参照。

<吉沢亮 コメント>
とにかく脚本の面白さにやられました。素晴らしいスタッフ、キャストの皆さんと少しずつ形にして行く時間はとても幸せで、個人的に今まで出演した作品の中で一番好きです。
将棋以外何もなかった男が、仲間との出会いや衝突、ライバルとの再会を通して、沢山の大切な物を見つけて行く青春ストーリー。勝ち負けにこだわるのか、勝ち方や負け方の誠実さ、美しさにこだわるのか。とても素敵な映画になったと思います。

<若葉竜也 コメント>
将棋に「まぐれ」や「運」での勝利は⼀切なく、⼰の実⼒だけで闘う棋⼠という⽅々に、昔からすごく惹かれていたので、オファーを頂いて、嬉しかった反⾯、⼤きなプレッシャーもありました。
棋⼠から滲み出る勝負師の緊張感や、独特な異物感、将棋盤の前での振舞い、そして、駒を操る美しい⼿。将棋の駒も触った事がない⼀介の俳優が体現するのは、並⼤抵の事ではない、と強く感じました。
将棋を題材にした映画と聞くと退屈で静かでTHE 邦画と⾔うイメージがあるかもしれませんが、ドエンタメです。将棋のルールがわからない⽅でも楽しんでいただけます。なぜなら将棋のルールがわからない⼈も制作スタッフの中にいて、意⾒を聞きながら撮影したので。
そして、⽭盾するかもしれませんが、個⼈的には、将棋映画ではなく、最⾼の⻘春映画だとおもっています。期待してください。

<落合モトキ コメント>
「うわ!これは頭がキレッキレの役だなぁ、専門用語多めだな〜」というのが最初の感想(笑)。主演の吉沢さんは是非共演してみたかった役者さんでしたし、周りのキャストの方も実力のある役者さん達ばかりでしたので、これは頑張らないとなと(笑)。監督がどんな絵を撮るのか非常に楽しみでしたし、この作品は早くみんなに観てほしい!と台本を読みながらクランクインを待ちわびていました。
僕の勝手な偏見で将棋は年配の方が趣味でやっている物という古風な先入観がありまして。。。しかし最近では藤井(聡太)さんのタイトル獲得最年少記録更新の話題もあり、若い方も将棋を目にする機会が多いかと思います。人間と人工知能どちらが強いのか!?誰もが疑問に思うこの題材をエンターテイメントとして面白く描いている作品だと思います。AWAKEにかける男達の情熱を見て楽しんで頂けたら!

<寛 一 郎 コメント>
AI将棋対天才棋士というのは、今までの将棋映画とは一味違う、少し突飛な設定だなという印象を持ちました。その中で葛藤や苦悩などをうまくエンターテイメントとして落とし込んだ作品になってると思いますし、脚本を読んだ印象でした。
吉沢さんと若葉さんの鬩ぎ合いは勿論のこと、その狭間にいる人間やそれによって動かされる人間もうまく描かれてると思います。

<馬場ふみか コメント>
私自身これまで全く将棋というものに触れてこなかったので、こんな世界があるんだなと驚きました。将棋がとても注目されている今、私もこれをきっかけに将棋についてすこしでも知ることができるんだなとわくわくしました。
とても緊張感のある対局のシーンはもちろん見どころです。私も実際に見ていてぐっと集中して前のめりになってしまいました。ただ、将棋だけでなくそれぞれの成長していく姿もぜひ見ていただきたいです。

<森矢カンナ コメント>
きっと前世からの因縁なのかまたは友情なのか、(主人公とライバルの)二人の強い結びつきを感じました。そして将棋を詳しく知らない私でもおもしろくて、一気に読み進めた脚本でした。
影があるから光がある。情熱をもって向き合うことの美しさ、勝ちという一つを求め続ける二人の目を、是非映画を観て感じてほしいです。

<山田篤宏監督 コメント>
「長かったなー」というのが率直な気持ちです。自分のせいが大半なんですが、もっと早くここ(デビュー)までたどり着ける気でいました。あとは、楽しんで観てもらえるかが期待半分、怖さ半分。そして、撮影決定したときもそうだったんですが、実際公開するその日まで、何が起こるかはわからないので全く気は抜かないぞと思っています。
吉沢さんは高い演技力はもちろんですが、陰陽どちらの引き出しもお持ちで、本作のキャラクターとしては陰の方の魅力を作り上げてもらえると思ったこと(がキャスティングの決め手)です。若葉さんは台詞がかなり少ない役でもあるので、逆にちょっとした表情や仕草、そして雰囲気で、若手プロ棋士としての圧倒的なリアリティを実現できる、その力に賭けました。
将棋の対局を元にした話ではありますが、「将棋が一切わからなくても楽しめる」よう、すごく工夫しました。将棋ファンもそうでない人も楽しんで頂ければありがたいです。

<作品情報>
「AWAKE」
2020年12月、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

出演:吉沢亮 若葉竜也/落合モトキ 寛 一 郎/馬場ふみか 川島潤哉 永岡佑 森矢カンナ 中村まこと
監督・脚本:山田篤宏

制作・配給:キノフィルムズ

<WEB>
公式HP:http://awake-film.com/
公式Twitter:@awake_eiga2020
公式Instagram:@awake_eiga2020

©2019『AWAKE』フィルムパートナーズ

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