片野ゆか著「北里大学獣医学部 犬部!」を原案とした「犬部!」の映画化と2021年公開が決定。林遣都が主演を務め、中川大志も出演する。さらに林と中川、篠原哲雄監督よりコメントが到着した。
本作では、主演の林が「犬のためなら死ねる」というほどの“犬バカ”で犬部を設立する花井颯太を演じる。そんな颯太の親友役で、負けず劣らずの“犬バカ”ぶりを発揮する犬部メンバーの柴崎涼介役に中川。
「花戦さ」で第41回日本アカデミー賞・優秀作品賞を受賞するなど、多くの作品を監督する篠原哲雄がメガホンをとる。また脚本は、「犬に名前をつける日」の監督・脚本・プロデューサーで、いま映像業界で最も犬猫保護事情に詳しいといわれる山田あかねが担当。
「犬部」は、青森県十和田市にある北里大学(十和田キャンパス)に、2004年頃に実在した動物愛護サークルだ。「犬部」を設立した獣医学部の学生をモデルにした主人公・颯太が、仲間たちと共に動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となって1人で新たな問題に立ち向かう現代という、2つの時代構成で展開。現代を主軸に、かつての「犬部」の仲間たちを再び巻き込んで、信念を曲げずに突き進む颯太の奮闘が描かれる。
「リスクがあるとわかっていても、立ち向かっていく素晴らしさ。その先には希望がある」という人間が生きるテーマを表現。笑いあり涙ありの「命の向き合い」で、動物がカワイイだけじゃない、犬バカ、猫バカたちの熱い想いと深い感動を感じられる物語だ。
出演にあたり、林は「動物を愛し、救おうとしている方が沢山います。そういった方々の願いを、一人でも多くの人に届けることが自分の役目だと思っています」と熱い思いを語る。
中川も「役者として、動物が大好きな一人の人間として、この作品を世の中に届けたいと思いました。逃げずに、大切に、最後までこの役を生きたいと思います」と意気込みを見せた。
篠原監督は「犬部は一見特別な部活に見えるかもしれないけど、映画は犬猫の可愛らしさはもとより人間の可笑しみも描いた群像劇でもある」と、作品について明かしている。3名のコメント全文は、次ページを参照。
さらに、この度の情報解禁と併せて「みんなで犬部!キャンペーン」の第1弾が開始。「犬部!」のTwitterもしくはInstagramアカウントをフォローし、愛犬・愛猫のベストショットを「#犬部ベストショット」のハッシュタグをつけて投稿すると、その写真が本編エンドロールに使用されるかもしれないというものだ。詳細はキャンペーンページを参照。