芦田愛菜の主演映画「星の子」が、10月9日(金)に公開決定。第3弾キャストとして岡田将生、大友康平、高良健吾、黒木華らの出演が発表され、本予告と場面写真も解禁された。
本作で芦田が演じるのは、“あやしい宗教”を深く信じている両親を持つ中学3年生の少女・ちひろ。両親役を永瀬正敏、原田知世が演じる。原作は、「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子。監督・脚本は、「日日是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣が務めた。
今回発表されたキャストで、ちひろが一目惚れする“南先生”役には岡田将生。学校で一番人気のイケメン先生だが、後にちひろの運命を大きく左右する。
岡田は芦田との共演について「10年程前にCMで1度ご一緒したことがあるのですが、今回この作品で共演させて頂いて、大人になったなぁというのと、本当にしっかりしているなと。同世代の共演者の方と話をしている感覚で色々お話させて頂きました」と、久々の共演で本格女優として成長した芦田に賞賛を送った。
ちひろの両親の目を覚ませるために、ある事件を企てる“雄三おじさん”役には大友康平。岡田、大友の2人から醸し出される危うい人間臭さから目が離せない。
そして高良健吾と黒木華が、宗教団体の謎めいた幹部コンビである“海路さん”と“昇子さん”を演じ、その迫力と、思わず吸い込まれそうになる魅力をカリスマティックに表現する。
ちひろの姉の“まーちゃん”役には、是枝裕和監督に見出された蒔田彩珠。美人でかっこいいちひろの親友“なべちゃん”役は、映画「まく子」でヒロインに抜擢された新音が演じる。
豪華キャストが競演する予告編も解禁された。幼少期に病弱だったちひろを救った“金星のめぐみ”と呼ばれる奇跡の水を信じ、水を浸したタオルを頭に載せて暮らす父と母。
学校では大親友のなべちゃんから「偽物なんじゃない?」と水の真偽を指摘されるが、ちひろが夢中なのは新任でやってきたイケメンの南先生。ある日、憧れの南先生の車で家まで送ってもらうが、なんと自宅前の公園で、全身緑のジャージで頭にタオルを乗せて水を掛け合う両親の姿を見られてしまう。
「気づく時がくる」、「空も飛ぶようになる」とちひろを諭そうとする宗教団体の幹部、昇子さんと海路さん。両親の洗脳を解こうと作戦を企てる雄三おじさんと、この家族の現状はちひろのせいだと言い切る姉のまーちゃん。
少しずつ揺らぎ始める自分とちひろは闘い始める。家族とわたし。わたしと未来。広大な星空の下で、ちひろだけが両親を信じ続ける。希望を探して、彼女の“信じる力”が今、試される。
<動画>
「星の子」予告編
<作品情報>
「星の子」
2020年10月9日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
キャスト:芦田愛菜 岡田将生 大友康平 高良健吾 黒木華 蒔田彩珠 新音 永瀬正敏 原田知世
監督・脚本:大森立嗣
原作:今村夏子「星の子」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
製作幹事:ハピネット、ヨアケ
製作プロダクション:ヨアケ、ハーベストフィルム
配給:東京テアトル、ヨアケ
<WEB>
公式サイト:https://hoshi-no-ko.jp/
©2020「星の子」製作委員会