全国公開中の映画「2分の1の魔法」より、志尊淳演じる主人公イアンと城田優演じる兄バーリーの息ぴったりな演技が詰まった日本語版本編シーンが解禁された。
はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩とともに忘れ去られ、魔法が消えかけた世界を舞台にした本作。志尊演じる主人公のイアンは、生まれる前に亡くなったお父さんに「一度だけでいいから会いたい!」と願う少年だ。何をやってもうまくいかず自分に自信を持てないが、実は隠れた魔法の才能を持っている。
一方、兄のバーリーは、弟のイアンとは正反対の陽気な性格のキャラクター。2人は「お父さんに会いたい」という願いをかなえるため、父を完全に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、彼らに与えられた時間はたったの24時間だけだった。24時間以内に魔法を完成させなければ、二度と会えなくなってしまう…。本作では、ピクサー史上最も衝撃的な感動の結末が待ち受けている。
今回解禁された本編シーンは、亡き父を蘇らせる魔法を探す旅の途中、イアンが魔法でガソリンタンクを大きくしようとするシーンだ。イアンは慣れない魔法に集中しようとするが、隣にいるバーリーはイアンを心配するあまり、「あごを上げて、ひじ張って、踏ん張って、背中をやや反る。気分はどうだ?」と、魔法オタクの知識を総動員してお節介を焼く。
さらにバーリーは「魔法にビビるなよ!集中だぁ〜」などと話しかけ、結局イアンは魔法に失敗してガソリンタンクではなくバーリーを小さくしてしまった。兄バーリーは可愛い弟を心配しているからこそつい口を出してしまうが、イアンはそれを少しうっとうしく感じるという、家族ならではの関係がユニークに描かれている。志尊と城田が演じる、兄弟のコミカルなかけあいに注目だ。
イアンとバーリーの旅の中ではワクワクするような魔法がいくつも登場するが、劇中でイアンが魔法を使う時は、必ず“自分を信じる勇気”が必要になる。ダン・スキャンロン監督は、魔法表現に“自分を信じて踏み出す”というメッセージを込めて描いたそうで、「イアンが魔法を使うためには、自分や相手を心から信じることが必要になるんだ。自分を信じ、チャレンジする勇気を持つことで、彼の成長する姿を描いているんだよ」と語る。
また兄弟2人について、「イアンはとてもシャイで自分に自信がない普通の少年。バーリーは正反対で自信に溢れ好奇心旺盛な性格。バーリーはイアンを助けようと空回りしてしまい、イアンはバーリーに邪魔されることを恐れているんだ。そんな2人に必要なものは、お互いを信頼すること。とてもドラマチックなストーリーになったと思うよ」とも明かした。
何もかもが正反対で時にはぶつかってしまう2人が、冒険を通じて大切なものを見つけていく。兄弟の絆を描き、ピクサー史上最も意外で感動的な結末を迎える本作に期待が高まるばかりだ。ディズニー&ピクサーが贈る感動のファンタジーアドベンチャー「2分の1の魔法」は、8月21日(金)より公開中。
<動画>
「2分の1の魔法」☆吹替クリップ〜集中だ!魔法レッスン〜
https://youtu.be/xTh0_nQ8bYE
<作品情報>
「2分の1の魔法」
全国公開中
監督:ダン・スキャンロン
字幕版声優:トム・ホランド、クリス・プラット 他
日本語版声優:志尊淳、城田優、近藤春菜 他
日本版エンドソング:スキマスイッチ「全力少年」(ユニバーサルミュージック)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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