8月28日(金)に全国公開の映画「ソワレ」より、村上虹郎が芋生悠と共にW主演を務めた本作の魅力や、自身が演じた役柄について語る特別映像が解禁された。
本作は、センシティブな感性で唯一無二の世界観を作り出す新鋭・外山文治がオリジナル脚本で挑んだ長編映画。主人公・翔太役に類稀なる吸引力で日本映画の台風の目になりつつある実力派俳優の村上と、タカラ役には100人以上のオーディションから抜擢された芋生の2人をW主演に迎え、若い男女の切ない逃避行を映し出している。
本作で村上が演じたのは、役者を目指して上京するも、全く芽が出ず、オレオレ詐欺の片棒を担いで食い扶持を稼ぐ、うだつの上がらない青年・翔太。これまでに数々の作品に出演し、多様な役柄を演じてきた彼も、自身と同じ役者という職業の役柄は初めてだったとのこと。
その点も踏まえ、村上は翔太という役を演じるのが「難しかった」と口にすることが多いようだ。外山監督とも事前に役について密な連絡を取り合ったり、プロデューサーの豊原功補、アソシエイトプロデューサーの小泉今日子とも相談したりしながら役を詰めていったという村上。
豊原からは「翔太は、ギター・ボーカルじゃなくて、ベース・ボーカルじゃない?」というアドバイスを受けたと明かしている。音楽は身近にあったという村上だが、ベースにはトライしたことがなかったようで、「ウッドベースには憧れていたんです。演技スタイルの話ではありますが、ありがたい挑戦でした」と当時を振り返った。
翔太という人物については、「不明確というか、確固たるものがない。そこが演じる上での面白さでした」と明かしており、役者としてこれまでにない経験を積むことができたようだ。
さらに、村上にとって本作は、脚本を読まずに出演を決めたと語る特殊な作品。過去に短編で組んだことのある外山監督、さらに、豊原と小泉による映画プロデュース1作目ということで、かつての自分の仕事ぶりを評価されたような形でのオファーに対し、「嬉しかったですね。(脚本を読まずに出演を決めたのは)そういうのは初めてです」と明かした。
今後の日本映画界にとってなくてはならない若手俳優として、期待を背負う村上にとっても挑戦となった本作は、いよいよ8月28日(金)より全国公開となる。
<動画>
映画『ソワレ』特別映像
<作品情報>
「ソワレ」
2020年8月28日(金)より全国公開
監督・脚本:外山文治
出演:村上虹郎 芋生悠
岡部たかし 康すおん 塚原大助 花王おさむ 田川可奈美
江口のりこ 石橋けい 山本浩司
後援:和歌山県、(公社)和歌山県観光連盟
協力:御坊日高映画プロジェクト、和歌山市
配給・宣伝:東京テアトル
<WEB>
公式サイト:https://soiree-movie.jp/
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