映画「大コメ騒動」が1月8日(金)に全国公開、米騒動発祥の地である富山県では1月1日(金)より先行公開されることが決定。さらに、女性たちの奮闘する姿が印象的な特報映像とポスタービジュアルが解禁された。
本作は、約100年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当て描く、痛快エンタテインメント作品。周りに流され自己主張が苦手ながらも、実は聡明な主人公・松浦いとを、日本を代表する女優の一人である井上真央が演じる。
メガホンを取るのは、「超高速!参勤交代」で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した、富山県出身の本木克英。井上とは2007年に公開された映画「ゲゲゲの鬼太郎」以来、2度目のタッグとなる。
夏木マリ、三浦貴大、そして富山県出身の室井滋、立川志の輔、西村まさ彦、柴田理恵、左時枝ら、豪華キャストの競演がすでに話題となっている本作。この度解禁されたポスタービジュアルは、井上演じる主人公・いとをはじめ、おかか(=女房)らがコメの価格高騰を阻止すべく立ちはだかる勇ましい姿と、いとの怒りをストレートに表現した、「もう我慢できん!」というキャッチコピーが鮮烈だ。
同時に解禁された特報は、本木監督の手腕が光る、リズミカルなテンポで展開。輸出によるコメの価格高騰に頭を悩ませ、おかかたちのリーダー・清んさのおばばに「何か手を打たないと…」と進言する、いとの不安げな表情から一転。おばばの「コメを旅に出すなー!」の掛け声とともに、コメを船に積み込む男たちに全力で飛びかかる、いとたちの姿がパワフルかつコミカルに映し出されている。
また、井上をはじめ、女仲仕として重労働に勤しむおかかたちの日焼けした姿も印象的だ。特に清んさのおばばを演じた室井は、自身の地元に実際にいたおばば的存在の人を参考に、衣装やメイクにこれでもかと汚しを加え、その強烈な姿は一目見たら忘れられないほど。「超・格差社会」を変えた女性たちの奮闘ぶりに、期待が高まる映像となっている。
さらには今回、町一番の権力者である大地主に石橋蓮司、いととともにコメ騒動に参加するおかか仲間に鈴木砂羽、舞羽美海、冨樫真、鈴木砂羽演じるトキの夫に吹越満、大阪の新聞社のデスクに木下ほうか、おかかたちを目の敵にする警察署長に内浦純一、といった演技派揃いのベテラン陣の出演も発表。
いとらを取材する新聞記者に中尾暢樹、私塾の先生に工藤遥、いとの旧友に吉本実憂など、近年の活躍がめざましいフレッシュなキャストらの出演も明らかとなり、今後どう物語に絡んでくるのかにも注目だ。
<動画>
映画「大コメ騒動」特報
<作品情報>
「大コメ騒動」
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
※2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開
監督:本木克英
出演:井上真央
三浦貴大/夏木マリ/立川志の輔
吹越満 鈴木砂羽 舞羽美海 左時枝 柴田理恵 木下ほうか 西村まさ彦
中尾暢樹 冨樫真 工藤遥 吉本実憂 内浦純一
石橋蓮司 室井滋
配給:ラビットハウス、エレファントハウス
<あらすじ>
大正7年8月。富山の海岸に住むおかか(女房)たちは、毎日上がるコメの価格に頭を悩ませていた。夫や育ち盛りの子供達にコメを食べさせたくても高くて買えない。困ったおかかたちは、近くの米屋にコメを安く売ってくれと嘆願にいくが失敗。リーダーのおばばが逮捕されてしまう。コメの価格はますます高騰し、ある事故をきっかけに我慢の限界を迎えたおかかたちはついに行動に出る。
<WEB>
公式サイト:https://daikomesodo.com/
公式Twitter:@daikomesodo
公式Instagram:@daikomesodo
©2021「大コメ騒動」製作委員会