映画「アダムス・ファミリー」が、初の劇場版アニメとして9月25日(金)に公開される。それに先立ち、杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、ロバート秋山竜次、LiLiCoが出演した日本語吹き替え版の本予告が公開された。
漫画家のチャールズ・アダムスが、1930年代に雑誌に描いた一コマ漫画としてスタートした「アダムス・ファミリー」。60年代にTVシリーズやアニメシリーズが作られ、91年に第1作、93年に第2作と長編映画として実写化され、世界的大ヒットを記録。本作は初の劇場版アニメとなる。
字幕版ではオスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツ、フィン・ウォルフハード、ベット・ミドラーらが顔を揃えた本作。日本語吹き替え版にも、杏や生瀬勝久など引けを取らないメンバーが集結した。
今回解禁された予告編は杏が演じるモーティシアが、雨が降り雷鳴が轟く空を見上げ「なんて素晴らしい朝かしら」という、アダムス・ファミリーらしいワンシーンから始まる。
アダムス一家が大勢の人間たちが暮らす住宅地に、足を踏み入れるシーンやウェンズデーが人間の中学校に通うシーンなども公開。また、予告編のナレーションは、フェスターおじさんを演じるロバート秋山が、情感たっぷりに表現している。
モーティシアを演じるにあたり、杏は「あまり感情を大きく表現しないキャラクターですが、テンションが低い中でも『おぞましい』という言葉とか『怖い』ということにも、悦びを感じる部分みたいなものを滲ませることを意識しました」と語る。
また「普通の言葉の印象と、違う受け取り方を彼らは持っているというところは、表現していてすごく面白いし、でもちょっと難しいと思いました」とアフレコを振り返った。
「とっても楽しかったです」とアフレコの感想を語ったのは、ゴメズを演じる生瀬。「見た目も性格も私と似ていてるので、スッと役に入れましたね」とのことだ。加えて、生瀬が収録した時点で、すでに杏と二階堂の声が入っていたと言い「杏さんのモーティシアや二階堂さんのウェンズデーとの関係性が見えてきて、とても演じやすかったですね」と明かす。
秋山は今回アダムス・ファミリーの一員になれたことに対し、自身の“ファミリー”が「とても喜んでいました!もちろん、今の自分のファミリーの嫁、子供。さらに北九州のアダムスならぬ秋山ファミリーもすごく喜んでいます!」と歓喜のコメント。
印象的なシーンについては「僕が演じたフェスターと、生瀬さんが演じられたゴメズとの掛け合いのシーン」を挙げ、「もう、ゴメズが生瀬さんにしか見えないですよね、申し訳ないですけど(笑)。生瀬さんとガッツリ掛け合いシーンがあるのですが、そこはもうキャラクターを入れずに、生瀬さんとして見ながらやらせてもらいました」と本音で語った。
<動画>
「アダムス・ファミリー」予告
<作品情報>
「アダムス・ファミリー」(上映時間:87分)
2020年9月25日(金) TOHOシネマズ、イオンシネマで全国ロードショー
監督:コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン
脚本:マット・リーバーマン
【日本語吹き替え版キャスト】
モーティシア・アダムス役:杏
ゴメズ・アダムス役:生瀬勝久
ウェンズデー・アダムス役:二階堂ふみ
フェスターおじさん:ロバート秋山
マーゴ・ニードラー役:LiLiCo
グレン:井上翔太
【海外版キャスト・スタッフ】
ゴメズ・アダムス役:オスカー・アイザック
モーティシア・アダムス役:シャーリーズ・セロン
ウェンズデー・アダムス役:クロエ・グレース・モレッツ
パグズリー・アダムス役:フィン・ウォルフハード
フェスターおじさん役:ニック・クロール
フランプおばあちゃん役:ベット・ミドラー
配給:パルコ ユニバーサル映画
<WEB>
公式サイト:https://addams-movie.com/
公式Twitter:@addams2020
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