10月23日(金)に全国公開の映画「きみの瞳が問いかけている」が、第25回釜山国際映画祭に特別上映作品として出品されることが決定。併せて、W主演を務める吉高由里子と横浜流星、三木孝浩監督よりコメントが到着した。
吉高と横浜がW主演を務め、邦画界を牽引する恋愛映画の旗手・三木監督の最新作となる本作。不慮の事故で視力と家族を失った明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)が織りなす運命のラブストーリーが描かれる。
そんな本作が、10月21日(水)〜30日(金)まで韓国で開催される第25回釜山国際映画祭に特別上映作品として出品されることが決定。アジアを代表する映画の祭典として、常に世界から注目を集めている映画祭だ。
去年開催された第24回では、「万引き家族」の是枝裕和監督がAsian Filmmaker of the year(今年のアジア映画人賞)を受賞するなど、日本とのゆかりも深い。本作は本映画祭での上映が国外初のお披露目で、インターナショナルプレミアとなる。
吉高の出演作品としては第15回に出品された「カメリア」以来となり、横浜の出演作品の本映画祭への出品は初。今回の出品を受け、吉高は「私にとっても思い入れの深いこの作品が、釜山国際映画祭に出品されることをとても嬉しく、光栄に思います」と喜びを口にした。
三木監督は「韓国映画のオリジナル版に大いに刺激を受けて作ることができた作品であり、日韓双方の観客の皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。また、コロナ禍においても映画を通じての国際交流の灯を絶やすことなく、開催に向けて尽力されている映画祭スタッフの皆さんに、深く感謝の意を表します」とメッセージを寄せた。3名のコメント全文は、次ページを参照。
なお、日本では10月23日(金)の全国公開に先駆け、10月15日(木)に1日限定で先行上映も決定している。今後の続報にも注目だ。