<のん コメント>
東京国際映画祭への出品、とても嬉しく思います。
そして、今年も映画祭が開催されるんだという喜びを大きく感じています。
映画は、観た人の人生に関わるもの。
その映画を観た事は目や耳から頭の中に入ってその人の思い出として刻まれる。
この作品でみつ子を演じたのは、私の中でとても大切なものとなりました。
みつ子さんや多田君やAが、ちょっとでも観てくださる方の人生に関われたら嬉しいなと、今から楽しみにしています。
<大九明子監督 コメント>
特別な1年の特別な映画祭に選んでいただき、大変光栄です。
「私をくいとめて」は、撮影中断を経てようやく生み出されました。私は、人に怯え、人との距離感を計りながら生きる人間を好んで描いて来たけれど、ウィルスに距離を取らされるのは不本意です。ステイだのゴーだの指図を受けるのも。
映画作りや、劇場で映画を観る体験が、命を脅かすことになるなんて辛い。私の人生にはそれらが欠かせないのです。部屋から一歩踏み出して、東京国際映画祭に参加することが、心底楽しみです!
<イベント情報>
「第33回東京国際映画祭」
2020年10月31日(土)〜11月9日(月)東京・六本木ヒルズ、EXシアター六本木ほか
公式サイト:https://2020.tiff-jp.net/
<作品情報>
「私をくいとめて」
2020年12月18日(金)より全国ロードショー
監督・脚本:大九明子
原作:綿矢りさ「私をくいとめて」(朝日文庫/朝日新聞出版刊)
出演:のん 林遣都 臼田あさ美 若林拓也 片桐はいり ほか
製作幹事・配給:日活
<WEB>
公式HP:https://kuitomete.jp/
公式Twitter:@kuitometemovie
©2020「私をくいとめて」製作委員会