映画「AWAKE」の公開日が12月25日(金)に決定し、ポスタービジュアルも解禁された。さらに、ゴールデンボンバー・歌広場淳や伊藤かりんら各界著名人より、本作へ寄せられたコメントも到着。
河瀨直美監督を審査員長に迎え、2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞でグランプリに選ばれた本作。2015年に実際に行われ、当時ネットユーザーや将棋ファンの間でかなりの物議を醸した棋士VSコンピュータの対局に着想を得て、山田篤宏監督が書き下ろした完全オリジナルストーリーだ。
天才に敗れ、棋士になる夢をあきらめた主人公の英一が冴えない大学生活を送っていたある日。ふとしたことで出会ったAI将棋のプログラミングに新たな夢を見出し、かつてのライバルと再戦を果たす…。
主演を務めるのは、吉沢亮。共演には若葉竜也、落合モトキ、寛 一 郎。さらに、馬場ふみか、川島潤哉、永岡佑、森矢カンナ、中村まことら確かな実力を持つ面々が顔を揃えた。
脚本・監督には、山田篤宏。ニューヨーク大学で映画を学び、これまで乃木坂46のミュージックビデオや短編映画で実績を積んできた40歳の俊英が、満を持して商業映画デビューを果たす。
そしてこの度、本作のポスタービジュアルが解禁。映し出されているのは、大学のAI研究会で将棋ソフトの開発に勤しむ英一だ。猫背で地味な見た目でありつつも、微かに笑みを浮かべたような絶妙な表情が、吉沢が作り上げたキャラクターへの期待を膨らませる。
「それは、どん底から目覚めた僕が見つけた、最高の悦び」というコピーが、1度は夢をあきらめ、絶望の淵に立った男が再起する成長物語を予感させるだろう。
さらに、早くも本作に魅せられた各界著名人からコメントが到着。ゴールデンボンバーの歌広場淳は「何をやっても鈍臭い僕は『勝ち負けのない世界』に行きたいとよく考えていました。ただ、勝ち負けのない世界に行くためには勝ち続けなくちゃいけないことが辛かった。でも、こんな方法があったんですね」と驚きを語る。
元乃木坂46の伊藤かりんも「何を頑張ったらいいのか道に迷っていた時『将棋』に出会い、私のアイドル人生は充実したものになりました。この映画では暗闇に迷い込んだとしても、一筋の光を信じて頑張ることの大切さが改めて学べました」と、自身の実体験と重ねてのコメントを寄せた。各界著名人12名からのコメント全文は、次ページを参照。