11月6日(金)に全国公開の映画「ビューティフルドリーマー」より、90秒予告編と場面写真が解禁。併せて、主演の小川紗良と瀧川英次よりコメントが到着した。
映画界の鬼才監督による野心的な企画と、若い才能たちの予測不可能なケミストリーで創造する新レーベル「シネマラボ」。その第1弾となる本作は、『踊る大捜査線』シリーズなどのヒット・メイカー本広克行監督が、押井守の脚本「夢見る人」の実写映像化に挑んだ、まさにドリーム・プロジェクトとなっている。
青春映画でも高い評価を受ける本広監督が、学生の部活を映画にするのは今回が3作目。SF研究会を舞台に瑛太が初主演し、多数のブレイク俳優を生んだ「サマータイムマシン・ブルース」。ももいろクローバーZ主演で、演劇部を舞台に大好評を博した「幕が上がる」。そして今回の題材に選ばれたのは、本広監督自身も所属したという「映画研究会」だ。
先勝美術大学映画研究会に伝わる「撮ろうとすると、必ず恐ろしいことが起こる」といわれる脚本の撮影を決めた映研部員たち。しかし映画を撮った経験などまったくない彼らの前に、予期せぬ困難とトラブルが次々と待ちうける。
本広監督は新たな試みとして、完全な脚本を用いずおおよその筋だけを立て、現場での口頭の打ち合わせで芝居をまとめる「口立て」を用いた演出を取り入れたという。
監督としてメンバーをリードする主人公・サラには小川紗良。カメラ担当でサラを支えるカミオに神尾楓珠、助監督兼雑用係として奮闘する映研のムードメーカー・モリタに森田甘路。プロデューサーのリコを藤谷理子、メイク担当のシエリを札幌の劇団イレブンナイン出身のヒロシエリ、録音担当のウチダを劇団スポーツ主宰の内田倭史が演じる。
また、映研OBとしてメンバーを支えるタクミに斎藤工、確かな演技力で撮影に貢献するサヤカに秋元才加。そのほか、升毅、池田純也、飯島寛騎、伊織もえ、福田愛依、かざり、瀧川英次といった個性豊かなキャストたちが顔を揃えた。
そしてこの度、本作の予告編が解禁。主演を務める小川は「私たちの物語そのものがいわくつきとも思えるような、ハラハラする予告編ができました」と、出来栄えに自信をのぞかせた。併せて解禁された場面写真では、ヘアメイク姿からナレーション録音シーン、撮影中の様子など、キャストの様々な表情を楽しむことができる。
さらに、タキガワエイジ役の瀧川もコメントを寄せており、「自由な空気に満ちている映画に仕上がっていました。重苦しい日々を生きている僕らを救ってくれる映画だと思います」と本作を力強くアピールした。小川と瀧川のコメント全文は、次ページを参照。