鈴木福・山田孝之ら各界著名人コメント到着!芦田愛菜 主演「星の子」場面写真も解禁

映画
2020年10月06日

10月9日(金)に全国公開の映画「星の子」より、芦田愛菜演じるちひろの繊細な揺らぎを映し出した場面写真が解禁。併せて、鈴木福・山田孝之ら各界著名人から本作に寄せられたコメントも到着した。

本作で芦田愛菜が演じるのは、撮影時の自身と同じ中学3年生の少女ちひろ。“あやしい宗教”を深く信じている両親のもとで、多難な青春に翻弄される複雑な感情を圧倒的な演技力で表現し、女優としてのあふれんばかりの才能と輝きがほとばしっている。

原作は「むらさきのスカートの女」で、第161回芥川賞を受賞した今村夏子。いま最も次作を期待されている気鋭の作家であり、本作が初の映像化作品となる。監督・脚本は「日日是好日」「MOTHER マザー」の大森立嗣。音楽の世武裕子をはじめ、「日日是好日」のスタッフが再集結し、少女の繊細な揺らぎを大切に描き出した。

演じているときは「自分がその役になるというより、その役が自分に近づいてくる感覚になる」と話す芦田。本作の撮影中もずっとちひろのことを考えていたといい、「家族から『ちひろの話し方が抜けてないよ』と言われることもあり、いつもちひろが心のどこかにいた気がします」 と当時を振り返る。

大森監督が本作を映画化するにあたって挑戦したのは、「少女の心の繊細な揺らぎを撮ること」だという。「セリフのないときのちひろをどう捉えるかです。喋っていないちひろにこそ、この映画の核があると思います。繊細なものが隠れていて、それは映画だから描けることのひとつです」と語った。

ちひろを演じた芦田については、「セリフのないひとりでいるシーンが印象に残っています。芦田さんは的確な読解力と、引き出しの多さ、表現力、コミュニケーション能力、どれをとっても素晴らしかったです」と絶賛。

さらに「それに恐ろしい程のバランス感覚を持っています。15歳にして、自分のことを肯定しながら、解放していくことができるのは凄い。自分のどうしようもない部分を自分で認めないと演技のスタート位置に立てないのですが、芦田さんはそれができているので、もう子役という認識はなかったです」とその演技力を評した。

また、本作をひと足先に鑑賞した各界著名人からのコメントも到着。サンドウィッチマンの2人は「この映画には女優、芦田愛菜『さん』がいました」(富澤たけし)、「彼女の生業『女優・芦田愛菜』の真髄を見ました」(伊達みきお)と女優・芦田愛菜を発見したかのようなコメントを残している。

「言葉だけの存在だった『ちーちゃん』が生身の実在になっていくのを、感嘆とともに見守ることになった」(佐々木敦)、「画面の中にいたのは、誰も知らないひとりの少女」(SYO)と、もはや芦田ではなくちひろの存在に驚嘆する声も挙がった。全15名からのコメント(※五十音順)は、次ページを参照。

併せて、そんな芦田の一端が垣間見られる場面写真も解禁。ひとり佇むシーン、涙を目にいっぱいためた横顔など、まさにちひろそのものの繊細な揺らぎが映し出されている。

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