加藤清史郎“俳優で生きていく”ことを決めた市川海老蔵とのエピソード明かす

映画
2020年10月13日

加藤清史郎

「グーニーズ」4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター・ブルーレイセットの発売記念イベントに、加藤清史郎が登壇した。

1985年に公開された映画「グーニーズ」は、ミステリアスな宝の地図を発見した落ちこぼれ少年団“グーニーズ”が伝説の海賊“片目のウィリー”の隠した秘宝を探すという、キッズアドベンチャー映画の不朽の名作。スティーブン・スピルバーグが製作総指揮を務め、公開から35年たった今でも世代を超えて愛され続けている。

今年で芸歴19年目を迎えるという加藤は、ステージ上に登場すると「19歳になった加藤清史郎です!」とスマートにあいさつ。かわいらしかった子役時代とは打って変わり、格好よく成長した姿を披露した。

子供たちの活躍が大きな見どころとなる本作にちなみ、自身の子供時代・子役時代の思い出を聞かれた加藤は「いろんな役柄を演じることがある意味“冒険”だったなと思いまして。未知な人物になって、作品の中で生きることでしか味わえない冒険感があったと思います」と語った。また当時は、あまりプレッシャーを感じずに楽しく、習い事のような感覚だったと振り返り、成長した今でも、楽しもうという感情を大事にしていると明かした。

加藤清史郎

3年間イギリスに留学するという“冒険”をしてきたという加藤。留学中の3年間は寮生活を送り、仲間と朝から晩まで共に過ごしたといい、部活はサッカー部に所属するなど、充実した3年間だったことを語った。司会から「グーニーズ」で好きなせりふを尋ねられると、「Goonies never say die!」と流ちょうな英語を披露し、イギリスでの成長をうかがわせた。

また、加藤は、中学1~2年生ころに「六本木歌舞伎」で共演した市川海老蔵から稽古中に「将来どうするんだ」と聞かれ「野球選手か俳優かで迷っています」と返すと、市川から「そのキャリアを潰してまで野球をやりたいのか?野球は趣味でもできるし、なんなら役者をやっていれば野球選手とかいくらでもできるぞ」と言われ、その時に俳優で生きていくと決めたというエピソードを明かした。

最後に「この作品は誰でも楽しめて、冒険がテーマになっていて、子供たちの個性の強いお芝居がちりばめられていて、さらに家を守りたいという少年たちの絆が描かれている作品です。本当に面白くて感動できる作品なので、製作35周年となる本作をぜひ楽しんでください!」とPRした。

「グーニーズ」4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター・ブルーレイセット

【初回限定生産】「グーニーズ」日本語吹替音声追加収録版
<4K ULTRA HD&HDデジタル・リマスター ブルーレイセット>
価格:6,980円(税込)

発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

©1985 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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