米米CLUBの「愛を米て」が優しく包み込む…!「大コメ騒動」本予告&主題歌解禁

映画
2020年10月21日

1月8日(金)に全国公開の映画「大コメ騒動」の主題歌が米米CLUBの「愛を米て」に決定し、メンバーのカールスモーキー石井とBONからコメントが到着。併せて、おかかたちのパワフルな姿を垣間見られる本予告映像も解禁された。

102年前に富山で起こった「米騒動」の史実に基づき、そこで活躍した女性たちにスポットを当て描く、痛快エンタテインメント作品「大コメ騒動」。主人公・松浦いとを演じるのは、「八日目の蝉」で日本アカデミー賞最優秀女優賞を受賞した女優・井上真央だ。

おかかたちのリーダー・おばば役に室井滋、いとの姑役に夏木マリなどの豪華女優陣に加え、立川志の輔、柴田理恵など富山出身俳優も数多く出演。監督も富山出身で、大ヒット作「超高速!参勤交代」を手がけた本木克英。日々の暮らしを守るため、井戸端から沸き上がった女性たちの声が社会を大きく変えていく、新年の幕開けにふさわしい1本といえるだろう。

この度解禁された本予告では、おかかたちのパワフルな姿と、その裏側にある苦悩が映し出されていく。コメの価格高騰に頭を悩ませるおかかたちの姿からスタートし、「女が動いたところで変わらんがやちゃ」とおかかたちをあしらうかのような男性のセリフが、当時の様子を色濃く表す。

それでもめげずに米の積み出し阻止に立ち上がるおかかたちの行動は、“女一揆”と新聞に書き立てられ、若き新聞記者の目に映る彼女たちはまさに強い女性そのものだ。しかし怒りを爆発させる、いとの叫びで一変。

約60キロもある米俵を必死の形相で担ぎ運ぶおかかたちや、出稼ぎに旅立つ夫を涙をこらえて見送るいと、米屋に土下座する姿…。どんなに困難な状況でも「負けんまいけ!やらんまいけ!」と自分を奮い立たせざるを得なかった、おかかたちの葛藤を垣間見られる映像となっている。

併せて発表された主題歌は、今年デビュー35周年を迎えた米米CLUBが本作のために書き下ろした「愛を米(こめ)て」。メンバーのカールスモーキー石井とBONは口を揃えて「感動しました」と、本作の感想を述べる。

続けて、BONは「まさしく今のコロナ禍の時代、これからどうなるんだろうということにおいてもオーバーラップされて。1人1人がちゃんと真っ直ぐ前を向いていれば何とかなるんじゃないか、と元気をもらえる映画で、すごく良かったです!」と、絶賛した。

カールスモーキー石井も「女性が強いというのは身に染みているが、あそこまで強いとは!」と驚愕。「みんなを鼓舞するとか元気づけるとかそういうんじゃなくて、近寄って、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな、そういう歌であってほしいなって思いました」と、主題歌に込めた想いを語っている。両名のコメント全文は、次ページを参照。

<動画>

本予告

<米米CLUB コメント>

◆本編を鑑賞した感想は?

カールスモーキー石井:単純に感動しましたし、こんなに“米”という言葉が出てくる映画、今まであっただろうかというくらい出てきて、この人たちみんな米米CLUBに入れたいなと(笑)。“女性が強い”というのは身に染みて思っていますけど、“あそこまで強いとは!”と映画を観て感じました。

BON:ストレートに感動しまして、自分たちの主題歌が最後に流れたとき、グッときちゃいましたね。米騒動は文字面では知っていますけど、本当に日本の歴史の中でそういったことがあって、家族を守る女の人のエネルギーが素直に伝わってきたので、本当に感動しました。まさしく今のコロナ禍の時代、これからどうなるんだろうということにおいてもオーバーラップされて。1人1人がちゃんと真っ直ぐ前を向いていれば何とかなるんじゃないか、と元気をもらえる映画で、すごく良かったです!

◆主題歌のオファーがあったときに感じたことや、主題歌「愛を米て」に込めた思いを教えてください。

カールスモーキー石井:米騒動という言葉は知っているけど、「大コメ騒動」って“大”が入っている。どんだけすごいんだろうって(笑)。最初、コメディみたいな感じで、「そこにも“コメ”が入ってるな」と盛り上がり、面白い映画なのかなと思っていたんですけど、脚本を読むと、それだけじゃないなって。実を言うと、米米CLUBが全員でこーでもない、あーでもないって集まって曲を作ることって意外と少ないんですよ。最初からこの歌はみんなで作りたかったんですよね。

BON:スタジオに入って、石井がギターを弾いて、「こんなメロディでこんな感じかなぁ」って。「何となくこんなベース弾いてよ」「じゃぁ何となくね」とみんなでセッションしながら作りました。

カールスモーキー石井:女性の強さはもう十分、映画で描かれているので、このコロナ禍で世界中が苦しんでいる、その中で歌われる曲って何なんだろうって思ったんです。この映画のためだけじゃなく、この映画から広がっていくような世界が歌にないといけないなって、思うんですよね。みんなを鼓舞するとか元気づけるとかそういうんじゃなくて、近寄って、肩をポンっと優しくたたいてあげたいな、そういう歌であってほしいなって思いました。

◆映画の公開を楽しみにしている方々へメッセージをお願いします。

カールスモーキー石井:女性の持っている強さみたいなものをすごく感じる映画だと思いますし、女性にはもちろん観てほしいですけど、男性も観た方がいいです。どこか日本男児って、やたらと胸張って男らしく生きていくみたいな風潮がある。でも中にはそれについていけない男性もいるんですよね。映画を観ると、女性について行った方がいいのかもしれないなって思います(笑)。

BON:最初から最後まで楽しめる。すごく元気もらえるので、ぜひ、観に来てください!

<作品情報>

「大コメ騒動」
2021年1月8日(金)TOHOシネマズ日本橋ほか全国公開
2021年1月1日(金)より富山県にて先行公開

監督:本木克英
出演:井上真央、室井滋、夏木マリ、立川志の輔、左時枝、柴田理恵、鈴木砂羽、西村まさ彦、内浦純一、石橋蓮司

配給:ラビットハウス、エレファントハウス

<WEB>

公式サイト:https://daikomesodo.com/
公式Twitter:@daikomesodo
公式Instagram:@daikomesodo

©2021「大コメ騒動」製作委員会

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