永作博美と井浦新のデートシーンには“生きた言葉”が…!「朝が来る」本編映像解禁

映画
2020年10月22日

10月23日(金)に全国公開の映画「朝が来る」より、夫婦役を演じた永作博美と井浦新のデートシーンを切り取った本編映像が解禁された。

本作は、直木賞・本屋大賞受賞作家の辻村深月によるヒューマンミステリーを、「あん」「光」の河瀨直美監督が実力派キャストを揃えて映画化し、カンヌ国際映画祭公式作品「CANNES 2020」にも選出。

実の子を持てなかった夫婦と、実の子を育てることができなかった14歳の少女を繋ぐ「特別養子縁組」によって、新たに芽生える家族の美しい絆と胸を揺さぶる葛藤を描いた。

出演は、実の子を持つことが叶わなかった夫婦、栗原佐都子役に永作博美、栗原清和役に井浦新。望まぬ妊娠をし、実の子を育てることができなかった少女・片倉ひかり役に蒔田彩珠。栗原夫婦とひかりを引き合わせる人物・浅見静恵役を浅田美代子が演じるなど、実力派俳優が人間の真実に踏み込む演技で圧倒する。

この度解禁されたのは、佐都子と清和のデートシーンの映像だ。そろそろ子供が欲しいと考えはじめた2人が高級レストランで過ごす場面では、「子供が出来たら来られなくなるから」と仲睦まじい夫婦の姿を見せる。原作では社内結婚で清和が年上の設定だが、河瀨監督は永作と井浦の普段の関係性を活かしたいと、映画では佐都子の方を年上にしたそうだ。

続いて映し出される古代遺跡のような場所は、栃木県宇都宮市の大谷石採石場跡にある大谷資料館が舞台となっている。しかし、実は2人がここに来るのは初めてではない。

河瀨監督は、佐都子と清和の付き合い始めた頃を“役積み”(登場人物たちが実際に経験したであろうことを役者にも実体験)させるため、クランクイン前に初デートの場所として3人で訪れていたそうだ。さらに、その日のデートコースは井浦が全て考え、レンタカーの手配までしたという。

そして、宇都宮駅から大谷資料館へ向かう車中、井浦が運転しながら何気なく言った「そこの石は全部地球の記憶だよね」という“生きた言葉”を、河瀨監督は先のレストランシーンにて佐都子の初デートの記憶としてセリフに登場させている。栗原夫婦が「特別養子縁組」で男の子を迎え入れる前、愛を育んでいく本編シーンにも注目だ。

<動画>

本編映像

<作品情報>

「朝が来る」
2020年10月23日(金)全国公開

監督・脚本・撮影:河瀨直美
原作:辻村深月「朝が来る」(文春文庫)
共同脚本:髙橋泉

出演:永作博美 井浦新 蒔田彩珠 浅田美代子
佐藤令旺 田中偉登/中島ひろ子 平原テツ 駒井蓮
山下リオ 森田想/堀内正美 山本浩司 三浦誠己 池津祥子 若葉竜也 青木崇高/利重剛

製作:キノフィルムズ・組画
配給:キノフィルムズ/木下グループ

<WEB>

公式HP:http://asagakuru-movie.jp/

©2020「朝が来る」Film Partners

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