4月23日(金)、6月4日(金)より2作連続で全国公開される映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」。この度、「The Beginning」の新たなキャストとして、高橋一生、村上虹郎、安藤政信の出演が発表された。
2012年公開の「るろうに剣心」に始まり、過去3作での累計観客動員数は980万人を突破。迫力ある超高速アクションとエモーショナルに描かれる人間ドラマがヨーロッパ・アジア諸国を含む世界中で高く評価されてきた、「るろうに剣心」シリーズがついに完結を迎える。
最終章2作品に大きく関わる、主人公・緋村剣心(佐藤健)の“十字傷の謎”を知る男で、上海マフィアの頭目であるシリーズ史上最恐の敵・縁(えにし)役を新田真剣佑、“十字傷の謎”の鍵を握り、かつて剣心の妻であった雪代巴役を有村架純が演じることを発表している本作。
今回の「最終章」は、原作では最後のエピソードとなる「人誅篇」をベースに、縁との究極のクライマックスが描かれる「The Final」と、原作では剣心が過去を語るかたちで物語が進む「追憶篇」をベースに、“十字傷の謎”に迫る「The Beginning」の2部作を描く。
今回発表となった3人は、シリーズ最後となる「The Beginning」において、動乱の幕末に命を懸けて戦っていた、剣心と関わり合う重要な人物たち。“人斬り抜刀斎”が誕生するきっかけとなる長州藩志士の桂小五郎を、高橋一生が演じる。
桂と同じ長州藩志士の高杉晋作を演じるのは、安藤政信。今回解禁となった桂と高杉のビジュアルは、桂と高杉によって剣心が見出される、まさに剣心の運命が大きく変わる場面を捉えたものだ。
また、若くして天才剣士と称えられるほどの武闘派である新選組一番隊組長の沖田総司を、村上虹郎が演じる。今回明らかとなったビジュアルは、沖田が剣心を鋭い眼光で睨みつけながら剣を交わす場面だ。
大友啓史監督は高橋について、「幕末という刹那の時代は、殺気を帯びた艶っぽさが似合う時代。一生くんは、それ以外ないという唯一無二の表現をしっかり探り当ててくれる。しかもその深度が半端ない。彼が演じる桂の一つひとつの立ち居振る舞いからは、剣心に対する細やかな思いが感じられ、と同時に間違いなく作品の強いアクセントになると思いました」とコメント。
一方、新選組の沖田総司を演じる村上について、「山椒は小粒でもピリリと辛い、虹郎くんの鋭いイメージと沖田のイメージが自然と重なりました。剣心との夢の対決を含め、この魅惑的な人物を独特のムードをまとい、見事に演じてくれたと思います」と自信を見せる。
また、高杉を演じる安藤については「一瞬にして人の心を虜にする唯一無二、独特のカリスマ性は、安藤政信ならではと痛感しましたね。奇兵隊のエキストラたちが、その姿を前に一気に高揚し、魅力に取り込まれていく。高杉が持つ豪胆さと繊細さ、一括りにはできないその存在感を、十二分に体現してくれたと思います」と評した。
スタッフ陣が細部までこだわりぬき、常に進化を続ける「るろうに剣心」シリーズ。最後に相応しい、さらなる豪華キャストも加わり、シリーズ史上最高のクライマックスに期待がさらに高まる。