6月4日(金)全国公開の映画「胸が鳴るのは君のせい」の完成報告イベントが、4月29日(木・祝)に都内で開催。主演の浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)のほか、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華、髙橋洋人監督が登壇した。
2012年から2014年まで「ベツコミ」(小学館)で連載され、累計発行部数250万部を突破する大人気コミック「胸が鳴るのは君のせい」が映画化。転校生の有馬と、有馬を想い続けるつかさの“片思い奮闘記”として始まった物語で、ふいに胸がキュンとする瞬間を原作者・紺野りさが青春の瑞々しさたっぷりに描き出している。
そしてこの度、4月29日(木・祝)に本作の完成報告イベントが開催され、有馬役を演じる浮所飛貴、つかさ役の白石聖のほか、板垣瑞生、原菜乃華、髙橋洋人監督が登壇。
まず、イベントの開催にあたり「ついに僕が初主演を務めさせていただく『胸が鳴るのは君のせい』が完成したということで、早く皆さんに見ていただきたいと僕自身も胸が鳴っております」と浮所が挨拶を。
本作の撮影について「みんなとても仲が良く和気あいあいとしていて、本当に学校生活を楽しんでいるような感じでした。今日も久しぶりにみんなに会ったんですが、まるで同窓会のような雰囲気で」と振り返り、笑顔をはじけさせる。
続けて、白石も「私も高校時代に戻ったかのような感覚でした。『学生の時こんな空気感だったな』と思い起こさせてくれるような現場で、浮所さんがいつも明るく盛り上げて下さって、すごく楽しかったです」と。
すると、浮所は照れながらも「学園ものということもあり、みんながやりやすい雰囲気になったらいいなと思っていたので、早く打ち解けられるようにというのはすごく意識していました。スタッフさんにも積極的に話しかけにいったりして」とコメント。
それに対し、板垣は「うっきー(浮所)にしかできない座長だったと思います。距離感が本当になくて、みんなに『楽しんでいきましょう!』って声を掛けてやってくれたから、現場も盛り上がっていたと思う」とその座長ぶりを絶賛した。
一同は既に完成した作品を見たといい、浮所は「撮影の時は『大丈夫かな、キュンキュンしてもらえるかな』と不安があったんですが、ちゃんとキュンキュンしてもらえる作品になった自信があります! 見てくださる方の中に片思いをされている方もいると思うので、そういう方の後押しをできる作品になっていたらいいな」と。
原も「本当にすごくキュンキュンさせられました。恋愛に対して前向きになれるような素敵な作品だなと。麻友を演じられて本当に良かったなと思いました」と感慨深げな表情を浮かべた。
また、公式SNSで事前に募集した質問に答えるコーナーでは「普段、胸が高鳴ること」についての質問が。それについて「僕は犬を2匹飼っているのですが、家に帰って玄関を開けた瞬間いつも迎えに来てくれるんです。それが本当にかわいくて、毎日胸を鳴らされています。かわいさにいつも圧倒されていて、胸が何個あっても足りないです!(笑)」と愛犬への愛をのぞかせる浮所。
白石も「飼っている猫」、原は「11歳年下の妹」とそれぞれその可愛らしさを語っていく中で、板垣からは「ハンバーガー」というユニークな回答も飛び出し、会場の笑いを誘っていた。
最後は、浮所がハート形の鐘を鳴らし、「胸を鳴らす」ことを宣言することに。しかし、いざ鐘を鳴らすと「キュン」という謎の声が鳴り響き、「誰…!? 監督!?」と驚く浮所。それは浮所だけが知らないサプライズで、白石が事前に録音していたものだと明かされると、何度も楽しそうに鳴らす場面も。
続けて「『胸が鳴るのは君のせい』という作品は本当にキュンキュンできる映画で、どの年代の方でも楽しめる作品だと思っています。主題歌も僕たち美 少年が担当させて頂いておりますので、ぜひ劇場でご覧ください」とファンへのメッセージを寄せ、イベントは締めくくられた。
また、本イベントで4名が選んだ「胸が鳴るシーン」を詰め込んだ、本作の特別映像が今夜公開されることも発表。浮所は原作にはない映画オリジナルのキュンキュンシーンを挙げており、今後の動向からも目が離せない。
作品情報
「胸が鳴るのは君のせい」
2021年6月4日(金)全国ロードショー
出演:浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.) 白石聖
板垣瑞生 原菜乃華 河村花 若林時英 箭内夢菜 入江海斗・浅川梨奈 RED RICE(湘南乃風)
原作:紺野りさ「胸が鳴るのは君のせい」
主題歌:「虹の中で」美 少年/ジャニーズJr.
配給:東映
WEB
公式HP:munekimi-movie.com
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会