Snow Man・ラウールの初単独主演映画「ハニーレモンソーダ」(7月9日(金)公開)の完成を記念したイベント「ハニレモしゅわきゅんサマー開幕式」が行われ、ラウール、吉川愛、堀田真由、坂東龍汰、岡本夏美、濱田龍臣、神徳幸治監督が登壇した。
いつも塩対応でクールだが実は誰よりも優しい、レモン色の金髪がトレードマークの三浦界を演じたラウールは「僕、初めてのことがめちゃくちゃたくさんありまして。初単独主演の映画で、こういうイベントをしていただくのも初めて。この作品を見ていただく人の反応もとっても楽しみでしょうがないです」とあいさつ。MCから「緊張してますか?」と尋ねられると「めちゃくちゃ緊張してます! ガチガチです、マジで…」と初々しさいっぱい。
完成した映画を見た感想を聞かれ、「とにかく緊張して恥ずかしくて、ドキドキしてたんです。でも、客観的に見て心がプルプルする感じがして潤いました」と独特のコメント。「僕の年で言うと信じられないかもしれないですけど、青春とはこのことなのかって知れたような気がしました。僕自身、そういうことがあんまりないタイプで(笑)。この映画を見て、青春っていいな~と素直に思いました」と17歳とは思えない発言も。
すると、ヒロイン・石森羽花役の吉川は「(岡本)夏美ちゃんとラウールさんと3人で試写を見た時、ラウールさんが前に座ってらっしゃって。最初に界が登場するシーンとか、キュンキュンシーンになるとラウールさんがどんどん下に消えていって(笑)」と試写中のラウールの様子を明かした。
遠藤あゆみ役の岡本も、「こんなに大きい人が(視界から)いなくなれるんだっていうぐらい(笑)、椅子の背もたれよりも低く沈んでいったのでビックリしましたね」と。共演者の思わぬ暴露に、ラウールも「撮ってくれたカメラマンの方に怒られちゃうような姿勢で見てしまいましたね(苦笑)」と反省しきりだった。
クランクインした当初、共演者に人見知りしていたというラウール。瀬戸悟役の坂東は、「顔合わせの時も“ラウールです…(小声)”みたいな感じで目線が合わなくて。でもラウールは初主演だし、ここから先、お芝居を好きになってほしかった」と語り、真っ先に「ラウちゃん」と呼ぶなど現場のムードメーカーとなったそう。「気づいたら僕のひざの上に座って、指を一本一本触ってくるんです」(坂東)と打ち解けてからのラウールの行動にメロメロになったと振り返った。
当のラウールは「言葉より、スキンシップで…(笑)。心の距離が縮まったかなと思って、つけ込んでしまいました」と笑い、「皆さんに距離を縮めていただいて、本当に助けてもらいました」と共演者にあらためて感謝していた。
映画「ハニーレモンソーダ」
2021年7月9日(金)全国ロードショー
原作:村田真優
監督:神徳幸治
脚本:吉川菜美
出演:ラウール(Snow Man)、吉川愛、堀田真由、坂東龍汰、岡本夏美、濱田龍臣 ほか
配給:松竹
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©2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会©村田真優/集英社