『科捜研の女』榊マリコが信頼を寄せる監察官・芝美紀江のお薦めエピソードは「マリコとの絆」物語

映画
2021年07月17日

テレビ朝日系超人気シリーズ『科捜研の女』。放送開始から20年超え、これまでに解決していた事件の数は250件を超える“科学捜査ミステリー”の最高峰が、ついに「科捜研の女 -劇場版-」として9月3日(金)に全国公開する。

主人公・榊マリコ(※榊の字は正しくは木へんに神) 役の沢口靖子、マリコとバディーを組む京都府警の土門薫刑事役・内藤剛志をはじめ、テレビシリーズのレギュラーキャスト10人が勢ぞろいで<世界同時多発不審死事件>に挑む。

現在、動画配信プラットフォーム「TELASA」では累計254話が一挙配信され、ファン投票キャンペーンの「あなたの推しエピソード総選挙!」が実施中。上位にランクインした作品は、テレビ朝日(関東ローカルのみ)でのリピート放送がされるという。そこでキャンペーン後半を楽しむため、歴代のレギュラーキャストのお薦めエピソードを紹介。3回目は、監察官の芝美紀江(戸田菜穂)。


<芝美紀江とは?>
芝美紀江は警視庁上野毛警察署から京都府警に異動し、捜査本部を指揮する管理官としてシーズン12で初登場。市民の安全を最優先するという信念からとにかく事件解決を急ぐ芝は、警察組織のことを鑑みず行動するため、孤立しがち。しかし、マリコはその行動力や姿勢に信頼を寄せている。シーズン12の最終回で近畿管区警察局の主任監察官へ異動となり、劇場版では監察官として一連の捜査を監察するべく、京都府警に戻ってくる。

<芝美紀江のおすすめエピソードは?>
シーズン12第9話
「罠に堕ちた管理官!色彩認証が暴く殺意」

京都の公園で、芝の上野毛警察署時代の元部下・群侍(小西康久)が刺殺体で発見され、芝自身もその現場の近くの寺で意識不明の状態で見つかる。2人の接点は半年前に起こった残酷なストーカー事件。群侍はストーカー被害者から告訴状を受け取ったにも関わらず、煩わしく思い被害届として受理。警察は動かず、結局ストーカー被害者は殺害されてしまう。芝はストーカー被害者を守れなかったことを群侍から遺族へ謝罪させようとするが、拒絶されていたのだった。そのことを動機に芝が群侍を殺害したのではないかと容疑がかかる。そんな中、入院中の芝が何者かに襲われて…!

このエピソードの注目ポイントは芝が何者かに襲われた時、犯人の手掛かりを探すために芝がマリコに「私を検視しなさい」と指示を出すシーン。組織に屈せず、いつも中立の立場で鑑定を行うマリコに対し、信頼を寄せる芝。そして、事件解決のために奔走する芝に信頼を寄せるマリコ。互いに認め合っていることが伺え、思わず心が震えるシーンに。このエピソードの最後には、警察を疑う立場の監察官になる芝がマリコや土門に対し、「二度とあなたたちに会わないように願うわ」と言い残している。劇場版でのマリコとの関係にも注目したい。

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https://kasouken-movie.com/campaign/

『科捜研の女 -劇場版-』
2021年9月3日(金)より全国公開

(STAFF&CAST)
脚本:櫻井武晴 音楽:川井憲次 監督:兼﨑涼介
出演:沢口靖子、内藤剛志、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、佐津川愛美、渡部秀、山本ひかる、石井一彰、渡辺いっけい、小野武彦、戸田菜穂、田中健、野村宏伸、山崎一、長田成哉、奥田恵梨華、崎本大海

(STORY)
京都、ロンドン、トロント…「助けて」と叫びながら高所から飛び降りたのは、全員が科学者だった。だが、犯罪につながる物的証拠はゼロ。各地で自殺として処理されようとしていたが、榊マリコ(沢口)をはじめとする科学捜査研究所のスペシャリストたちと捜査一課の土門刑事(内藤)、解剖医の風丘教授(若村)らは、半ば強引に捜査を進めていた。やがてマリコたちは、「未知の細菌」の発見で世界的に脚光を集める天才科学者・加賀野亘(佐々木)にたどりつく。だが、加賀野には鉄壁のアリバイが存在するのだった…。スクリーンに散りばめられた謎を解かなければ、死の連鎖は止められない!

公式HP:https://www.kasouken-movie.com

©2021「科捜研の女 -劇場版-」製作委員会