大森靖子が山田杏奈×作間龍斗×芋生悠の映画「ひらいて」主題歌を書き下ろし

映画
2021年07月29日
大森靖子
大森靖子

10月22日(金)に公開される山田杏奈主演の映画「ひらいて」の主題歌を大森靖子が担当することが分かった。

本作は、芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思いつめた恋心、暴走する思いを描いた同名小説を山田杏奈主演で映画化。脚本・監督は、弱冠26歳、新進気鋭の若手監督・首藤凜が務める。

主題歌は大森靖子が担当。映画タイトルと同名の「ひらいて」を書き下ろした。また、映画予告編も公開。山田演じる学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の愛が、自分の中で膨らんでいく恋心を悟られないよう、さりげなく同級生のたとえ(作間龍斗/HiHi Jets・ジャニーズJr.)に接近し、距離を詰めようとする。

自分以外の誰もが気づいていないだろう彼のさりげない魅力にひかれている愛の視線は日々たとえに向けられていたが、そんなある日、彼には秘密の恋人・美雪(芋生悠)がいることを知る。ずっと思いを寄せていたたとえに恋人がいたことを知った愛は、その関心を彼女にも向け、校内での交流に留まらず休日も美雪を遊びに誘う。

愛の真意を知る由もない美雪はどんどん愛のペースに引っ張られるが、ゆっくり時間をかけて愛情を温めてきたたとえと美雪の絆は強く、愛が入り込む余地はない。振り向いてくれないたとえ、的外れな主張をしてくる美雪にいら立ち、愛の欲望は想像し得ない方向に暴走していく。

大森靖子 コメント

恋がしたいという最悪な感情が、暴発する自分の中の何かを誰かにぶつけてみたいという感情が、世に蔓延る恋愛感情と呼んでいいものなのだろうか? 相手も、性別も、自分と他者の境界すら必要なかったり、逆に自分以外の全てが気持ち悪かったり、その全てをひらいて足掻く瞬間は、どんなに無様で、一般的に“失恋”や“修羅場”などと呼ばれる事象であったとして、美しいものだから。
恋がしたい、恋がしたい、恋がしたい、最悪。
アンバランスにバランスをとってその季節を生き抜いてきたことを映画を見て思い出し、楽曲にしました。
編曲はsugarbeans。映画のためだけに、せーので録音しました。

<あらすじ>
高校3年生の愛(山田杏奈)は、成績優秀、明るくて校内では人気者。
そんな彼女は、同じクラスのたとえ(作間龍斗)にずっと片思いをしている。
彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっとひかれていた。
自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。
しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。
「たとえに、恋人がいるのではないか」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。
手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりがひそかに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪(芋生悠)だと分かった時、言いようのない悔しさと心が張り裂けそうな思いが彼女を動かした。「もう、爆発しそう」
愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで…。

映画「ひらいて」
2021年10月22日(金)全国ロードショー

<出演>
山田杏奈
作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠
山本浩司、河井青葉、木下あかり
板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人

監督・脚本・編集:首藤凜

原作:綿矢りさ『ひらいて』(新潮文庫刊)
音楽:岩代太郎
主題歌:大森靖子「ひらいて」(avex trax)
制作プロダクション:テレビマンユニオン
製作:「ひらいて」製作委員会
配給:ショウゲート

公式サイト:http://hiraite-movie.com/
公式twitter:https://twitter.com/hiraite_movie
公式Instagram:https://www.instagram.com/hiraite_movie/

 

©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会
PG-12

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