9月24日(金)に公開される映画「殺人鬼から逃げる夜」より、緊迫感あふれる場面写真が解禁された。
6月30日に韓国で公開されると「全く新しい韓国スリラーの傑作」と絶賛の声が相次ぎ、新時代の逃走“サイレント”スリラーとして話題を集めた本作。監督・脚本はこれがデビュー作となる韓国映画界の新鋭クォン・オスンが務める。
主演はチン・ギジュ。韓国最大の企業・サムスングループのエリート社員を辞めて報道記者となり、俳優へと転身を果たした異色の経歴を持つ彼女が演じるのは“耳の聞こえない”目撃者・ギョンミ。恐怖に追い詰められながら、愛する家族を守るために殺人鬼に立ち向かい、命懸けの鬼ごっこを繰り広げるパワフルな女性を好演している。
警察すらも手玉に取るスマートな表の顔と、殺人衝動を抑えきれない狂気をはらんだ裏の顔を巧みに操る異色の連続殺人鬼・ドシク役には、韓国ホラー歴代2位の大ヒットを記録した「コンジアム」で、第39回青龍映画賞新人男優賞を受賞したウィ・ハジュンが抜擢された。
ドシクに襲われたソジョンの兄を「ゴールデンスランバー」のパク・フン、ギョンミの母親を日本でもスマッシュヒットを記録した「はちどり」のキル・ヘヨンが演じる。
解禁された場面写真には、血だらけの女性・ソジョンをかばうような様子で背後を気にするギョンミの姿や、母と共に手を取り合い、恐怖と不安に満ちた表情を見せる様子、さらに、必死に殺人鬼のドシクから逃げるひと幕をとらえた緊迫感あふれるシーンが収められている。
また、狂気に満ちた殺人鬼・ドシクが、ナイフを自らの首に当て、血を流しながらにらみつける異常なショットや、往年の名作ホラー「シャイニング」を彷彿とさせるドアの隙間から顔を出し不敵な笑みを浮かべる恐怖の場面写真も。特に、包丁を目の前に掲げ、不気味な笑顔を見せる狂気のショットは、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを残す。
グレーのスーツをパリッと着こなす爽やかなイケメン会社員の一面と、ゲームのように、狩りのように殺人を楽しむサイコパスな連続殺人鬼としての一面を持つドシク。一度観たら頭に焼きついて離れないこの強烈なキャラクターは、映画界の新たな名キャラクターとして話題になりそうだ。
作品情報
「殺人鬼から逃げる夜」
2021年9月24日公開
監督・脚本:クォン・オスン
出演:チン・ギジュ、ウィ・ハジュン、パク・フン、キル・ヘヨン、キム・ヘユン
公式サイト:gaga.ne.jp/satujinki/
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