マーベル最新作「シャン・チー/テン・リングスの伝説」特別映像&ポスター解禁

映画
2021年08月11日
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」

9月3日(金)に公開されるマーベル・スタジオの最新作映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」より、本編&メイキングシーンで構成される特別映像とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、マーベル・スタジオの新時代を築く新ヒーロー誕生を描く物語。全世界のファンたちの期待は高まり、2021年6月にインターネット上でUS版予告映像が解禁されると、SNS上では日本公開への期待が大いに膨らんだ。

主演のシャン・チー役には、最注目俳優シム・リウ。そして、シャン・チーの人生を大きく左右する父親役として、アジアが誇る名優トニー・レオンが出演する。さらには、女優にラッパー、脚本家と、マルチな才能を発揮する人気ハリウッド女優オークワフィナ、ミシェル・ヨーら豪華俳優陣が集結した。

監督を務めるのは、確かな演出力とエモーショナルな映像表現が高く評価された「ショート・ターム」「黒い司法 0%からの奇跡」のデスティン・ダニエル・クレットン監督。“最強”故に戦うことを禁じた、新ヒーローの複雑な心情変化を緻密に、ストーリー展開をダイナミックに描き出す。

解禁された特別映像では、キャスト&制作陣が映画の魅力について語っている。マーベル・スタジオの社長で、本作の製作プロデューサーでもあるケヴィン・ファイギは「この話は、マーベル・シネマティック・ユニバースの最初に立ち戻ることになる。そこには重要な出来事があった。その出来事とは、トニー・スタークがアイアンマンになったこと。トニーは自社の武器が、ある組織に利用されている事を知る…その組織というのが、テン・リングスだ。そこに、私たちが心から登場させたい素晴らしいキャラクターがいた。それが、シャン・チーなんだ」と、マーベル・スタジオの原点に回帰する作品であることを示唆している。

また、「シャン・チーのバックストーリーはとてもユニークで、彼の父親が悪に染まった犯罪組織のリーダーだということを知る。テン・リングスは“力”の象徴だ」とシャン・チーの背景について説明。幼い頃から、父が率いる犯罪組織での厳しく苦しい鍛錬を耐え抜き、誰にも負けない“最強の存在”に仕立て上げられ、後継者として育てられながらも自ら戦うことを禁じ、その運命から逃げ出した秘密の過去があるシャン・チー。新ヒーロー誕生の背景には、伝説の腕輪テン・リングスが関係し、世界の未来を懸けた壮大な戦いに隠された陰謀の存在を予感させる。

主人公のシャン・チー役を務めたシム・リウは「この映画製作が発表されたとき、僕は本当に興奮したよ。ちょっとしたジョークのつもりでマーベルに、そろそろシャン・チーについて話そうとツイートしたことがあって、今思えば、そうしておいて本当に良かったね」と、主演が決まるまでの当時の運命的な出会いを振り返る。

続けて「彼は父親のところに連れ戻される…そして彼と正面から対峙しなければならない。しかも、父親はとても非情な父親だ。そして、とんでもないことが起きる」と語るように「いまこそ私の元へ戻るのだ」「断る」と自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーと悪に染まった最凶の父が対峙する場面も描かれている。

デスティン・ダニエル・クレットン監督は「間違いなく心血を注いでこの作品をつくりました。私の信念に即しているようにさえ感じました。そして、それは、とてもクレイジーでワイルドな巨大なライドでした」と、絶対的な自信を覗かせた。

そして、本ポスターも解禁。「最強ゆえに戦いを禁じた、新ヒーロー誕生」という本作のキャッチコピーとともに、鋭く前を見据える凛々しい表情の主人公シャン・チーからは、強い意志と芯の強さが感じられる。さらに、シャン・チーの背後には、本作の中でも印象的な伝説の腕輪テン・リングスを身に付けた、最凶の父・ウェンウー(トニー・レオン)の姿や、一匹狼の格闘家として生きるシャン・チーの妹シャーリン(メン・ガー・チャン)、勇敢でいつも前向きなシャン・チーの親友ケイティ(オークワフィナ)など、物語のカギを握る人物たちの姿も映し出されている。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」特別映像解禁

https://youtu.be/_3zb1WN0xNM

作品情報

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」
2021年9月3日(金)公開

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:シム・リウ、トニー・レオン、オークワフィナ、ミシェル・ヨー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

©Marvel Studios 2021