10月15日(金)に公開される映画「劇場版 ルパンの娘」より、新場面写真が解禁された。
本作は、横関大の同名小説を原作に、フジテレビ系列で2019年7月期に1作目、翌2020年に2作目が放送されたドラマ『ルパンの娘』の劇場版。ドラマでは、代々泥棒一家である“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋の行方とともに、全力でふざけるキャストの好演や、泥棒スーツに身をまとった激しいアクションと独特なポージング、そしてミュージカル演出が話題を呼んだ。
解禁された新場面写真は、名探偵一家の娘・北条美雲(橋本環奈)と、代々泥棒一家“Lの一族”の長男・三雲渉(栗原類)が織り成す、“もう一つの禁断の恋”の進展を予感させるようなワンシーン。常にキリッとした美雲が、艶のある表情で渉の肩を抱き、誘惑しているような姿は、これまでドラマシリーズを見てきた視聴者にとって驚きの展開となっている。
渉は“Lの一族”の長男であり、正式な後継者だが、筋金入りの引きこもり。初めは両親にもあきれられていたが、妹の華と和馬の結婚をきっかけに、“Lの一族”を継ぐことを決意。婚活アプリに登録し、実際に女性との出会いを求めて行動を起こす中、偶然にも出会った美雲にひと目ぼれしたのが渉の恋の始まり。その後も美雲を思い続け、数々のアピールをし続けてきたが、美雲が振り返ることもなく二人の関係が発展することもなかった。
渉を全く意識せず、恋の予感すら皆無だった美雲だが、解禁された新場面写真では、美雲の方から積極的に渉に接近している様子。目をトロンとさせ、頬を赤らめて渉を誘惑するセクシーな姿は、これまで見たことのない美雲の新しい一面であり、二人の恋の関係に進展を期待させる。
このシーンは、劇場版のカギとなる“もう一人のLの一族”の存在について、美雲が秘密をつかんでいると知り、渉が美雲の住むアパートを訪れるワンシーン。そこで渉は美雲から情報を聞き出そうとする。ところが、「一緒にお風呂入りまひょか。ほな、うちとちゃぷちゃぷしまひょ」と美雲が頬を赤らめ、渉を誘惑する。
このシーンの撮影について橋本は「今回の美雲ちゃんの見どころの一つですが、撮影では一番難しかったです」と明かし、狙いすぎると面白くならないコメディ特有のあんばいに苦労し、監督と幾度も相談をして挑んだという。
一方、栗原は、橋本と共演経験があったことから「何の心配もなく、安心して演じることができました」と振り返る。そして色気あふれる橋本の演技に、ぜひ注目してほしいとコメントしている。
作品情報
「劇場版 ルパンの娘」
2021年10月15日(金)全国ロードショー
出演:深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり(竹原芳子)、観月ありさ/岡田義徳、太田莉菜/藤岡弘、(特別出演)、市村正親、大貫勇輔、小畑乃々、マルシア、信太昌之、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎
原作:横関大『ルパンの娘』シリーズ全5作(講談社文庫ほか)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
音楽:Face 2 fAKE
公式HP:https://lupin-no-musume-movie.com/
公式Twitter:@lupin_no_musume
公式Instagram:lupin_no_musume
©横関大/講談社©2021「劇場版ルパンの娘」製作委員会