9月10日(金)に公開される映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」より、ちょんまげ姿の柄本佑の新場面写真が解禁された。
本作は「嘘を愛する女」(18)や「哀愁しんでれら」(21)などクオリティの高い作品を輩出してきたオリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2018」準グランプリ作品を映画化。黒木華と柄本がダブル主演で夫婦役を務める。
本作の主人公は結婚5年目の漫画家夫婦。ある時、夫・俊夫(柄本)と自分の担当編集者の千佳(奈緒)との浮気現場を目撃してしまった妻・佐和子(黒木)が、「不倫」をテーマに新作漫画を描き始めることで物語が展開していく。
解禁されたのは、劇中漫画を手掛けたアラタアキが描いた、髪を結い、ちょんまげ姿の漫画家・俊夫のイラストと実際の俊夫の新場面写真。俊夫の漫画を描く姿とそのイラストは、俊夫が自分自身の漫画を描いていた頃の姿。髪を結ったちょんまげ姿で、真剣なまなざしで漫画を描く表情が印象的だ。佐和子の漫画の手伝いをしている姿とはどこか違った印象で、イラストからも実際の姿からも漫画家として、佐和子の手伝いをしている俊夫とは別の一面を垣間見ることができる。
俊夫のイラストは、劇中では使用されていない幻のイラスト。俊夫が“先生”だったころの髪形や衣装について、堀江貴大監督は「衣装合わせの時、柄本さん演じる漫画家俊夫がかつて人気連載作家として執筆をしていた頃“どんな風貌をしているのか?”という話になりました。その時に柄本さんご自身が、試しにとガシッと髪をかき上げてちょんまげにしてみたら、その場にいたスタッフ一同満場一致でちょんまげ頭に決まりました。衣装は、ビビッドな色合いで派手な柄シャツにすることで、売れっ子作家のエネルギッシュさと若さを感じさせるものに決まりました」とキャスト・スタッフで作り上げた“俊夫”であることを明かす。さらに、「柄本さんは撮影現場でヘアメイク衣装部の皆さんから『殿!』と呼ばれてましたが、それはこの髪形が所以かもしれません(笑)」と撮影現場でのエピソードも明かした。
また、アラタアキは実際の撮影現場に立ち会った際、黒木と柄本が漫画を描くシーンを見て、「自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました」とコメントを寄せた。
堀江貴大監督 コメント全文
衣装合わせの時、柄本さん演じる漫画家俊夫がかつて人気連載作家として執筆をしていた頃「どんな風貌をしているのか?」という話になりました。その時に柄本さんご自身が、試しにとガシッと髪をかき上げてちょんまげにしてみたら、その場にいたスタッフ一同満場一致でちょんまげ頭に決まりました。衣装は、ビビッドな色合いで派手な柄シャツにすることで、売れっ子作家のエネルギッシュさと若さを感じさせるものに決まりました。いざ撮影では、ちょんまげ頭により額があらわとなったことで、よりくっきりと映えた柄本さんのペン先への鋭いまなざしが、俊夫の漫画に対する情熱と執念のようなものを感じさせてくれました。「この俊夫になら、佐和子はきっと恋をできる」そう思わせてくれる無言の迫力がありました。余談ですが、柄本さんは撮影現場でヘアメイク衣装部の皆さんから「殿!」と呼ばれてましたがそれはこの髪形が所以かもしれません(笑)
アラタアキ コメント全文
黒木さんは仕上げのホワイトを入れるシーン、柄本さんはトーンを削るシーンを撮影するときに立ち合わせていただきました。お二人とも作業する姿がなじんで見えて驚いたのを覚えています。まるで実際に描いているような視線の動きだったり、息づかいで、自然な美しいシーンになっていてすてきでした! 自身の原稿がお二人の手で目の前で仕上がっていく様子に感動しましたし、初めての映画の撮影現場でとても貴重な経験をさせていただきました。
作品情報
映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」
2021年9月10日(金)公開
出演:黒木華、柄本佑/金子大地、奈緒/風吹ジュン
脚本・監督:堀江貴大
公式サイト:https://www.phantom-film.com/watatona/
公式 Twitter:@watatona_2021
公式Instagram:@watatona_2021
©2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会