12月24日(金)に公開されるファン・ジョンミンとイ・ジョンジェが主演する韓国映画「ただ悪より救いたまえ」より、日本版予告とポスタービジュアルが解禁された。
本編の80%以上を日本やタイなど海外で撮影し、韓国ノワールとしてかつてないほどの規模で製作された本作。「チェイサー」「哀しき獣」などで、類まれなるストーリーテリングの腕を知らしめたホン・ウォンチャンが脚本・監督を務め、「パラサイト 半地下の家族」「哭声/コクソン」のホン・ギョンピョ撮影監督により、主演2人の対決がスクリーンに激しくかつ美しく描き出されている。
主人公インナムを演じるのは、韓国が誇る名優ファン・ジョンミン。インナムの命を執拗に狙うレイ役は、現在Netflixで配信されている『イカゲーム』で話題沸騰中のイ・ジョンジェが演じる。新型コロナウイルス大流行後の韓国で「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編「新感染半島 ファイナル・ステージ」をも超える動員を果たし大ヒットを記録。世界56か国で公開も決定している韓国ノワール・アクションの傑作がついに日本公開される。
解禁された予告編は、血が流れ不穏な雰囲気の中、暗殺者インナム(ファン・ジョンミン)が最後のミッションで日本のヤクザ、コレエダ(豊原功補)を追い込むところから始まる。部下を次々とやられ「俺を取れんのかい!」と勇み立つコレエダだが、インナムはいつもどおり静かに任務を遂行する。
最後の任務を終え、引退して余生を過ごそうと考えていたところ、兄を殺されたレイ(イ・ジョンジェ)が、敵を取るため血眼になっていると告げられる。インナムを探し出すため関わった人間は全て無慈悲に殺していくレイ。その狂気は氷で返り血を拭う荒技からも伝わってくる。
そして、とうとう2人が出会い、凄絶なアクションバトルが幕を開ける。互角の戦いを繰り広げるが、金網越しに刃物を突き付ける様子は「何としてもインナムを殺す」というレイの欲望を強く感じる。「ここまでやる必要はないだろ」という言葉どおり、バンコクの街中で激しい銃撃戦、爆破が次々と展開。“これ以上追って来たら必ず殺す”インナムと、“おまえに関係ある奴は全員殺す”レイの対決が気になる予告となっている。
韓国映画初出演で「冒頭からすぐに物語が走り始めますが、後半のアクション畳み掛けには驚かされました。すごいの一言です」と、本作の見どころを語る豊原功補のナレーションにも注目だ。
さらに、主演のインナムとレイの姿を捉えたポスタービジュアルも解禁。2人の間には「殺し合う理由。そんなものは忘れた―」という言葉が添えられ、互いに手段であった暴力が目的へと変わってしまう予感をさせる。
本作の特典ステッカー付きムビチケカードは、10月8日(金)より発売。本国版キャラクターポスターがプリントされたステッカー付きのムビチケ前売り券となる。
「ただ悪より救いたまえ」本予告
作品情報
「ただ悪より救いたまえ」
2021年12月24日(金)よりシネマート新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国ロードショー
配給:ツイン
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