2022年2月に公開される映画「嘘喰い」に佐野勇斗が出演することが発表された。
本作は、迫稔雄によるシリーズ累計880万部突破のギャンブル漫画「嘘喰い」(うそぐい)を映画化。監督は、1998年公開の映画「リング」が社会現象になったジャパニーズホラーの名手・中田秀夫。主演は、横浜流星が務める。
嘘を見破れなければ、即死ぬ。天才ギャンブラー”嘘喰い”こと班目貘(横浜)が、日本の政財界を支配する闇倶楽部”賭郎”に挑む本作。佐野が演じるのは、貘に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣。借金を抱えうまくいかない人生を嘆いている、そんなどこにでもいる青年が、貘と行動を共にするうちに賭けに魅了されていき、次第に相棒になっていくという。
TBS日曜劇場『ドラゴン桜』のミステリアスな元教え子や『TOKYO MER~走る緊急救命室~』でのメカオタクの臨床工学技士など、立て続けに話題作で強烈な印象を与えている佐野。本作では一転、「嘘喰い」の生死を懸けただまし合いゲームに巻き込まれていく青年を演じる。原作でも人気のあるキャラクターだけに、話題になることは間違い。
佐野自身も「キャラの濃い登場人物たちの中で、唯一観客の皆様に近い存在だと思うので、より共感していただける役」と役どころについてコメント。相棒となっていく横浜については「休憩中もずっといろいろなお話をして仲良くさせていただいて、貘と梶のバディ感を作る上でとても助かりました。流星君のカリスマ性、すごかったです」と語っている。
佐野勇斗 コメント
梶隆臣という人物を理解したうえで、原作ファンの方が違和感を感じないように、でも自分にしかできない梶を、という二つをいいあんばいでミックスできるように心掛けていました。
そして何より、梶はキャラの濃い登場人物たちの中で、唯一観客の皆様に近い存在だと思うので、より共感していただけるように監督と話し合いました。現実世界ではあり得ない非日常的な世界観をどう表現するのか監督と相談する中で、一つ一つの表情やせりふの言い回しを少し立てるなど、いつもより大きな芝居でつくっていきました。全編通して見どころなのですが、僕の中で森のシーンは流星君ともたくさん相談しながら撮ったシーンなので、ぜひ注目していただきたいです。
流星君と斑目貘という人物はすごく共通点があるなあ、と近くで演じさせてもらっていて思いました。いつも自信があってかっこいい背中を見せてくれる、ついて行きたくなるような存在なのですが、でもどこか危なく、愁のあるオーラを出す。流星君だからこそできる斑目貘だなと日々感じていました。バディを組ませていただいているのですが、休憩中もずっといろいろなお話をして仲良くさせていただいて、貘と梶のバディ感を作る上でとても助かりました。流星君のカリスマ性、すごかったです。
作品情報
「嘘喰い」
2022年2月全国ロードショー
原作:迫 稔雄(「嘘喰い」集英社ヤングジャンプコミックス刊)
監督:中田秀夫
出演:横浜流星、佐野勇斗
配給:ワーナー・ブラザース映画
©迫稔雄/集英社 ©2022映画「嘘喰い」製作委員会