公開中の映画「劇場版 ルパンの娘」より、謎の敵・JOKERの正体が明らかになる特別映像が解禁された。
本作は、横関大の同名小説を原作に、フジテレビ系列で2019年7月期に1作目、翌2020年に2作目が放送されたドラマ『ルパンの娘』の劇場版。ドラマでは、代々泥棒一家である“Lの一族”の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋の行方とともに、全力でふざけるキャストの好演や、泥棒スーツに身をまとった激しいアクションと独特なポージング、そしてミュージカル演出が話題を呼んだ。
解禁されたのは、映画でLの一族を破滅へ追い込む謎の敵・JOKERの正体。これまで隠されていたその正体は、観月ありさ演じるもう一人のLの一族・三雲玲であることが明らかに。最狂の敵の謎に包まれたベールが剥がされた。
観月演じる三雲玲は、三雲尊(渡部篤郎)の妹で、Lの一族の中でも抜きんでた泥棒センスの持ち主。しかし、ある事件がきっかけで、Lの一族の前から姿を消し、死んだと噂されていた。
玲は、シリーズではおなじみのLの一族の“泥棒スーツ”に身を包んだ姿しか明かされていなかったが、このたび、ある出来事をきっかけに、怒りと哀愁にあふれた驚きの姿でLの一族と対峙することに。観月は、“JOKER”姿の玲を演じるにあたって「Lの一族を振り回す役なので、クレイジーなお芝居をしながらも、玲が抱える心の闇や哀愁をしっかり表現できるよう頑張りたい」と意気込み、撮影に挑んだという。
エキセントリックな役どころの玲は、身にまとう衣装もこだわり抜かれている。印象的な紫のウィッグも、手袋も、全て特注で作られており、首元につけた黒いレースは、玲の邪気を表現。衣装合わせは5時間にも及び、細部までこだわり尽くされた玲の装いが、観月の演技をより引き立てている。
あわせて解禁された「三雲玲変身メイク動画」では、「今からメイクをはじめます!」という観月の合図により、メイクがスタート。白く塗られた顔に、目元は黒色のアイシャドーと、涙のようなダイヤがつけられ、哀愁を感じさせる。さらに口元のはみ出た口紅は、玲の狂気を連想させる。途中、変身していく自身の顔を見て思わず「怖~」とつぶやくほどに作り込まれたメイクだ。
そして紫色のウィッグを被り、全身玲の衣装に変身すると、華麗なマントさばきを披露。劇中の狂気的な姿とは裏腹に、自身が変貌していく様を楽しむ観月の姿が印象的な映像となっている。
三雲玲変身メイク映像
作品情報
「劇場版 ルパンの娘」
公開中
出演:深田恭子、瀬戸康史、橋本環奈、小沢真珠、栗原類、どんぐり(竹原芳子)
観月ありさ/岡田義徳、太田莉菜/藤岡弘、(特別出演)
市村正親、大貫勇輔、小畑乃々、マルシア、信太昌之、我修院達也、麿赤兒、渡部篤郎
原作:横関大『ルパンの娘』シリーズ全5作(講談社文庫ほか)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
公式HP:https://lupin-no-musume-movie.com/
公式Twitter:@lupin_no_musume
公式Instagram:lupin_no_musume
©横関大/講談社 ©2021「劇場版 ルパンの娘」製作委員会