全世界累計2800万ダウンロードを突破する超人気音楽リズムゲーム「DEEMO」の劇場版アニメーション「DEEMO サクラノオトーあなたの奏でた音が、今も響くー」の公開日が2022年2月25日(金)に決定。あわせて、新たな声優キャストとして濱田岳、渡辺直美、イッセー尾形、松下洸平、山寺宏一の出演が発表された。
ピアノをコンセプトに据えたリズムゲーム「Deemo」は、旋律の美しいクラシックからロック・ジャズなどジャンルにとらわれないオリジナル楽曲のクオリティの⾼さと、緻密に計算されたリズムやメロディから得られる圧倒的な演奏感でアジア圏を中⼼に⼤ヒットを記録した。この世界中の⾳楽ゲームファンをうならせた話題作の劇場版アニメーション総監督を務めるのは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」(脚本)、「BLOOD+ 」(監督・シリーズ構成・演出・脚本)の藤咲淳⼀。監督は松下周平が担当する。
アニメーション制作は、SIGNAL.MD (『ひるね姫~知らないワタシの物語~』『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』)が担当。『攻殻機動隊』シリーズなどを手掛けた日本を代表するアニメスタジオProduction I.Gが制作をサポートする。
キャラクターデザインは「三ツ星カラーズ」「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」などで話題となったイラストレーターのめばち、主題歌・イメージソングは『鬼滅の刃』『ソードアート・オンライン』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』『Fate/Zero』など話題作を手掛ける梶浦由記が担当する。
主⼈公のアリスを演じるのは⽵達彩奈。⻤頭明⾥、佐倉綾⾳が脇を固めるほか、仮⾯をつけたミステリアスな少⼥を⽇向坂46のメンバーとして活躍する丹⽣明⾥が務める。主題歌は、本作の歌姫オーディションでグランプリに輝いた⾼島⼀菜が起⽤された。
新たに参加が発表された濱⽥、渡辺、イッセーは、記憶をなくし不安なアリス(CV.⽵達)の⼼に寄り添う三匹の人形を演じる。濱⽥が演じるのは、アリスが落ちてくる不思議な城にいる猫の縫いぐるみ・ミライ。お調⼦者で常に元気、アリスを取り巻く人形たち三匹のリーダーでもある。
渡辺が演じるのは、三匹の中で⼀番冷静でオシャレ、ふわふわと宙に浮く姿が印象的な匂い袋。イッセーは、⽼⼈のような雰囲気でくだらないジョークで周りをよくしらけさせるマイペースな⼈形・くるみ割りを演じる。
松下が演じるのは、両親を失い、幼い妹と共に叔⺟の世話になっている天才ピアニスト、ハンス。アフレコ収録中には、⾃⾝も役柄と同じくピアノを弾いていたという。⼭寺は、アリスを指導するピアノ教師バレンスキー教授役を務め、作品に深みを与えている。
濱⽥岳 コメント
かわいいビジュアルですが、⼝が悪くてほかのキャラクターにツッコミを⼊れるキャラクターなので、⾃分に“⼤事な役だぞ”と課して臨みました。皆さんの声が⼊っている状態でアフレコをさせていただいたのでぜいたくな環境でした。皆さんの声で緊張をほどいてもらい、アリスのように背中を押していただけました。⽇本のプロフェッショナルたちが集まって作った作品です。僕なりのミライを⼀⽣懸命やりました。楽しんでいただけたらうれしいです。
渡辺直美 コメント
におい袋のキャラクターを落とし込むのに時間がかかりました。今までやったことのないキャラ。彼⼥の⼀⾔⼀⾔で話がひもとかれていくような。緊張して声がうわずったりもしちゃったけど優しい声でいきたいと思って、あんばいが難しかったです。最近は現実世界が⼤変すぎていろいろ考えながら⾒ちゃうけど、DEEMOに関してはどっぷり⼊れる。⾳ゲーをやってない⼈も、DEEMOを知らなかった⼈にも⾒てほしい。⼤⼈になって忘れてしまった感情を思いだすような作品です。
イッセー尾形 コメント
⼼の話かなと思います。⼼の中をのぞく、⼀回⽴ち⽌まって、⾃分と会話する、それができちゃう映画なのでは。新しい DEEMOが⽣まれます! これがDEEMOだ! 映画館で⼼と対話する時間を⼤切にしてください。
松下洸平 コメント
⼈⽣初アフレコだったのでものすごく緊張したんですが、細かく指⽰があってやりやすかったです。勉強になりました。この作品は⾳楽と映画とゲームの要素が詰まった素晴らしいエンターテインメント映画になると思います。
これをきっかけにアニメの世界だけじゃなく⾳楽の世界にも⾶び込んでみようかなと思えるようないろいろな可能性を秘めた作品になっていると思います。
作品情報
「DEEMO サクラノオト-あなたの奏でた音が、今も響く-」
2022年2月25日(金)公開
公式サイト:deemomovie.jp
公式Twitter:@DeemoMovie
©2021 Rayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会