またステージ上にもカメラマンが上がるなど、通常のライブでは成し得ない、特別な撮影も行われた本作。櫻井は「ムービングステージにもカメラマンさん乗ってるじゃん。昔から知ってるカメラマンさんが集まってくれて、(ステージから落ちないか)ちょっと心配になったもんね(笑)」と振り返った。
松本も「僕らが映画だったりドラマだったりでお世話になったカメラマンさんたちに声をかけてくださって、それぞれがステージの前にいるわけですよ。それはグッときましたよね」と感慨を明かす。
櫻井はピアノを演奏するシーンについて、「会場に来ていただいた方にピアノの足元だけを見てもらうってことはないと思うんだけど、ああやって演奏しているんだっていうのは映像じゃないと伝わらないじゃない。だからみんなの“寄り”とかもそうだけど、映像じゃないと、っていうのはあるよね!」と力説。
それに対して、相葉が「記録に残るっていいね。映画としてさ、ずっと残るってすてきだな」と改めて語ると、場内も呼応するように大きな拍手が。松本も「だって最高峰のドルビーシネマなんだから、何年もたって技術が進歩したとき、よりきれいな状態に直しやすいってことじゃないですか。なので長い間見ていただける作品になったらうれしいですね」と続けた。
そして11月3日時点で6つの地域での海外公開が決定していることについて司会から話が振られると、松本が「まだ調整中のところもいっぱいあるみたいですよ」と明かす。その情報について詳しく聞いてなかった二宮は「いつも思うんだけど、なんでメンバー間で情報の差があるの!」とまたもや笑いを誘った。
イベント終盤に差し掛かると、松本から「今日4人で登壇させていただきましたけど、この間5人で会った時にいろいろと話しました。今日、大野さんを見にきた方いますか? 朗報です。大野さんからメッセージを預かってます」と発表。櫻井がそのメッセージを代読することに。
「今回映画が公開されるということで、コメントを出させていただくにあたって何を言えばいいのか、、、正直約2年前の僕らなのでどうすればと考えましたが、今思い返してもあの時の5人はとにかくファンのみんなのことだけを考えてライブをしていたなぁーという思いです」と。
続けて「嵐の歴史には欠かせない堤監督をはじめ、この映画に関わってくださった全てのスタッフの皆さん、そして何より全てのファンの皆さんの思いがこもった映画になっているのでぜひ見ていただけたらうれしい限りです! 全国での一般公開日が僕の誕生日で、41歳になります。当時39歳の僕も含め本気の僕らを楽しんでご覧いただければと思います!」と読み上げた。