公開中の映画「大怪獣のあとしまつ」より、オフショットとクランクアップ写真が公開された。
「誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描いた本作。主演にはHey! Say! JUMPの山田涼介、ヒロインに土屋太鳳を迎え、監督・脚本をドラマ『時効警察』シリーズなどで知られる三木聡が務める。
今回、公開を記念して解禁されたのは、キャストたちのオフショットとクランクアップ写真。まずは、本作の主演であり特務隊・一等特尉帯刀アラタを務めた山田涼介と特務隊・隊長の敷島征一郎(眞島秀和)の特務隊コンビと、三木聡監督のスリーショット。巨大怪獣のあとしまつという難問の現場責任者で指揮をとるアラタと、特務隊を率いる頼れるリーダーの敷島隊長の素の表情が垣間見えたようなカットとなっている。
2枚目は、環境大臣・蓮佛紗百合役のふせえりと、怪獣関連の事案について蓮佛より絶大な信頼を置かれている環境大臣秘書官・雨音ユキノ役の土屋太鳳コンビ。カメラに笑顔をむけている2人は、連続テレビ小説『まれ』に続いて2度目の共演で、仲の良さがうかがえる写真だ。
3枚目は、西田敏行演じる内閣総理大臣・西大立目完と、西大立目の秘書官である濱田岳、三木監督の3人が親指を立てるサムズアップの仕草で笑顔を見せているクランクアップ写真。濱田と西田はドラマ『釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~』シリーズ以来、約3年ぶりの共演となり、息のあった掛け合いを見せた。
4枚目は、三木組常連ともいえるオダギリジョー演じる青島涼(通称:ブルース)と、青島行きつけの食堂従業員でサヨコ役・二階堂ふみと三木監督をおさえたオフショット。巨大怪獣の腐敗ガス問題が発生し、避難指示区域が拡大されたことで自分もその圏内に入ってしまい絶望するサヨコ。その様子をみたブルースはアラタからの協力要請を受ける決意をするという重要なシーンを撮り終えた後の、現場での様子が切り取られている。
2020年3月にクランクインし、4月末にはクランクアップ予定だった本作。だが新型コロナウイルス拡大の影響を受け、撮影中断と公開延期が決定。万全の体制を整え、2021年1月にキャスト・スタッフが再集結し、3月に無事クランクアップを迎えた。
新型コロナ拡大に2度の緊急事態宣言、制約とイレギュラーに満ちた現場だったが、三木監督は「おかげでいろんなプランを練り直し、効率的な撮影方法を考えなければならなかった。コンテも見直すことになり、結果的に映画としてよりパワーアップできたと思います」とコメントした。
作品情報
「大怪獣のあとしまつ」
全国公開中
監督・脚本:三木聡
出演:山田涼介、土屋太鳳
濱田岳、眞島秀和、ふせえり
六角精児、矢柴俊博、有薗芳記、SUMIRE、笠兼三、MEGUMI
岩松了、田中要次、銀粉蝶、嶋田久作、笹野高史
菊地凛子、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊
オダギリジョー、西田敏行
企画・配給:松竹、東映
公式サイト:https://www.daikaijyu-atoshimatsu.jp
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©2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会