なにわ男子・高橋恭平が芦田愛菜の幼なじみ役で映画「メタモルフォーゼの縁側」に出演【コメントあり】

映画
2022年02月19日
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

なにわ男子の高橋恭平が2022年6月公開の映画「メタモルフォーゼの縁側」に出演することが決定した。

本作は、2017年に連載が始まって以降、じわじわと話題を呼び「このマンガがすごい!」「文化庁メディア芸術祭 マンガ部門」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の同名漫画の実写化。

主人公の佐山うららは、周囲になじめずひとりこっそりとBL漫画を読むことを毎日の楽しみにしている17歳の女子高生。もうひとりの主人公・市野井雪は、夫に先立たれ孤独に暮らす75歳の老婦人。雪がきれいな表紙にひかれて買った漫画がBLだったことをきっかけに出会い、一緒に漫画を読んで、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、BLでつながった二人が育む年の差58歳の友情と挑戦が描かれる。うららを演じるのは芦田愛菜。雪を日本を代表する名優・宮本信子が演じる。

そしてこのたび、うららと雪を取り巻くキャスト8人が解禁。うららの幼なじみ・河村紡役には、なにわ男子の高橋恭平が決定。また、うららと雪が出会うきっかけとなったBL漫画家・コメダ優は、古川琴音が演じる。2人のキャスティング理由について、河野英裕プロデューサーは「紡は、どこか抜けているんじゃないかというくらい、今を肯定的にとらえ明るく前向きに生きていける人。そんな佇まいを高橋恭平さんなら自然に醸し出してくれると思いました。BL漫画家コメダ優は、うららと雪にとっては推し、神様です。古川琴音さんが、その声、表情、体を使って演じてくれれば、人間臭い神様が現れると思いました」と明かしている。

さらに、雪の書道教室に親子で通う印刷所のおじさん・沼田を光石研、外国で暮らす雪の娘・花江を生田智子、うららのクラスのマドンナ・橋本英莉を汐谷友希、コメダ優のアシスタント・ちまきを菊池和澄、うららの母・佐山美香をT字路sの伊東妙子、雪の書道教室に通う沼田の孫・まさきを大岡周太朗と個性豊かな豪華キャストが集結した。

あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、「女子高生と老婦人。ふたりをつないだのは、ボーイズラブ。」というコピーとともに、うららと雪がまるで同級生のようにはしゃぎながら、漫画を広げ、スマートフォンをのぞき笑い合う様子が切り取られている。

さらに、予告編映像も解禁。さえない17歳の女子高生・うららと、夫に先立たれ、ひとり静かに日々を過ごしていた75歳の雪。そんな2人は、ある日一冊の漫画をきっかけに出会うことに。雪がまるで少女のように目を輝かせながら、大事そうに胸に抱えるのは“BL漫画”だった。すっかりBLの世界にのめり込み、誰かと漫画の話をしたかった雪と、それまでひとりひそかにBLを楽しんでいたうららの2人は、まるで同級生のようにはしゃぎながら、お互い胸にため込んでいたBLの魅力を語り合う。そんな2人は、雪の言葉をきっかけに同人誌の制作に挑戦し、コミティアに出展することに。最初は後ろ向きなうららだったが、悪戦苦闘しながらも次第に漫画を描く楽しさを感じていく。

また、映像では、うららを見守る幼なじみの紡、うららと雪が出会うきっかけになったBL漫画「君のことだけ見ていたい」の作者・コメダ優、印刷所の沼田の姿も描かれている。

出演に当たって高橋は「抜けてるところは僕とも似ていて自然に紡を演じることができたのかなと思います!」と明かし、古川は「筆遣いの一つ一つが『好き』という気持ちの結晶で、またその気持ちがうららや雪さんの『好き』を生み、2人をつなげたと思うと、あらためて、「好き」という気持ちのパワーに気付かされる物語でした」とコメントしている。高橋、古川、河野プロデューサーのコメント全文は次ページに掲載。

高橋恭平 コメント

◆作品に参加した感想

河村紡を演じさせていただきましたなにわ男子の高橋恭平です!
紡はどこかちょっと抜けていて、だけど憎めないかわいさもあってとにかく優しい子です。
抜けてるところは僕とも似ていて自然に紡を演じることができたのかなと思います!
BLマンガをきっかけにいろんな人がつながっていく心温まる物語で、新しいきゅんきゅんもたくさんある映画だと思います!

◆芦田愛菜さんと共演した感想

撮影の合間は芦田さんともお話させていただきました。
些細な会話でも何でもめちゃくちゃ笑ってくれるのですごく楽しかったです!
幼なじみのうららと紡の掛け合いのシーンもぜひ注目してみていただきたいです!

古川琴音 コメント

◆作品に参加した感想

演じるに当たって漫画のキャラクターを描く練習をしたのですが、書けば書くほど上達するものだと知り、コメダ先生もこうやって、絵を描き続けた少女時代があったのだなとほほ笑ましく思いました。今でこそプロとして当たり前になってしまったことがあっても、その筆遣いの一つ一つが「好き」という気持ちの結晶で、またその気持ちがうららや雪さんの「好き」を生み、2人をつなげたと思うと、あらためて、「好き」という気持ちのパワーに気付かされる物語でした。

◆芦田愛菜さん、宮本信子さんと共演した感想

芦田さんとはサインを渡すという一瞬のシーンでしたが、うららの心臓の音が伝わってきそうな佇まいがいとおしかったです。サインの絵を見て「これ書いたんですか?」と驚いてくれたのがうれしかったですね。宮本さんは、道で出会うシーンが印象的で、コメダ先生の漫画の話をするときの目が少女のようでドキドキしました。宮本さんの周りには温かい空気が流れていて、安心しながらお芝居できました。私は2日間だけの撮影だったので、またどこかでご一緒できたらと思います。

河野英裕プロデューサー コメント

◆高橋恭平さんのキャスティング理由

芦田さん演じるうららは停滞している人。
それとは正反対に、うららの幼なじみの紡は、どこか抜けているんじゃないかというくらい、今を肯定的に捉え明るく前向きに生きていける人。だからとても人に優しい。
そんな佇まいを高橋恭平さんなら自然に醸し出してくれると思いました。

◆古川琴音さんのキャスティング理由

BL漫画家コメダ優は、うららと雪にとっては推し、神様です。
でも実際には万能の神様ではなく、大変なこともたくさんある中、自分の大事なものを大事にして必死に頑張っている人。
古川琴音さんが、その声、表情、体を使って演じてくれれば、人間臭い神様が現れると思いました。

予告編映像

作品情報

©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

「メタモルフォーゼの縁側」
2022年6月全国ロードショー

原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
出演:芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、光石研
汐谷友希、伊東妙子、菊池和澄、大岡周太朗
プロデューサー:河野英裕、谷戸豊、大倉寛子

製作幹事:日本テレビ放送網
制作プロダクション:日テレアックスオン
配給:日活

公式HP:https://metamor-movie.jp/
公式twitter:@metamor_movie

©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会