二宮和也主演映画「TANG タング」の公開日が8月11日(木・祝)に決定し、第2弾キャストと特報映像が解禁された。
原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。ゲームざんまいで妻に捨てられたダメ男・春日井健(二宮)の前に、記憶をなくした迷子のロボットが現れる。自分の事を“タング”と名乗るロボットは、どこからきて、何のためにやってきたか分からない。この“迷子同士”の運命の出会いは、まさかの驚きに満ちた壮大な冒険の幕開けだった。
主演の二宮は「嵐」の活動休止以降、初の主演映画となる本作で、初めて“ロボット”と共演。監督は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)、「フォルトゥナの瞳」(2019)の三木孝浩が務める。
このたび、第2弾キャストが解禁。二宮演じる健の妻でバリバリ働く弁護士の絵美役に満島ひかり。キャリアウーマンの妻と無職の夫という対照的な2人。しかも、ゲームざんまいの健は、絵美に家から追い出されてしまう。初共演にして、夫婦役の2人の掛け合いも見どころだ。
健とタングの行動を監視しているミステリアスな男、加藤飛鳥役に小手伸也、中国在住のロボット歴史学者の大槻凛役を奈緒が演じる。
また、ロボットやAIに詳しい会社員の林原信二役にSixTONESの京本大我。京本は「映画 少年たち」や「忍ジャニ参上!未来への戦い」でメンバーとの映画出演はあるものの、単独での本格映画出演は本作が初となる。
そのほか、健と絵美をそっと見守る健の姉・桜子役を市川実日子、行方知れずになっているロボット工学の第一人者・馬場昌彦博士役を武田鉄矢が演じる。
満島は「のびのびと柔らかく面白い存在」の二宮と「まるでのび太君としずかちゃんみたいな夫婦を演じた」と話し「きっと温かくかわいらしい、二宮さんとタングの冒険映画になっている」と本作の完成に期待を寄せている。
「ロボットと人との友情というかわいらしいお話の中に、ドキッとするメッセージが潜んでいるように思えた」と話すのは、健の姉・桜子を演じた市川。
小手は三木監督とは大学の演劇サークルの同期で、本作で「初めて商業映画で一緒に仕事ができた」と喜んでいる。「(僕も三木監督も)家庭を持って子供が出来て…あらためて子供を育てることや親の葛藤などを描ける年齢になった」と語っている。
中国在住のロボット歴史学者・凛を演じた奈緒は中国語のせりふに初挑戦。アクションシーンにも緊張したというが「二宮さんが励ましてくださって、頑張ることができました」と撮影現場での座長、二宮の心配りを明かした。またロボットのタングと一緒の撮影も楽しんだ様子で「とにかくタングがかわいくて撮影中も『おはよう、タング!』と声をかけていた」とかわいいエピソードも披露した。
先輩でもある二宮の出演作品は数多く見てきた京本も「(本作で)生のお芝居を見せていただき、鳥肌が立つような緊張感だった」と振り返る。そんな京本が演じる林原は超がつくほどナルシストなキャラクター。「撮影前から独特な決めポーズやしぐさを何パターンも研究した」という京本の演技にも注目だ。
ロボット工学の第一人者・馬場を演じた武田は「ロボットが友人になりうる可能性こそがこの作品のテーマ」と語り「そこに向かってロボットを作っていく時代。本作は日本人の感性でロボットにヒューマニズムを込めている」と解説している。
合わせて、健とタングの出会いのシーンを収めた特報映像も解禁。草原でポンコツロボットを見つけた健、そして声をかけられて驚きひっくり返ってしまうタング。健を認識したタングは「タ~ング!」とうれしそうに自己紹介しながらきゅるきゅるとうるんだ瞳で健を見上げる。そこから健とタング、ポンコツ同士の世界を巡る冒険が幕を開ける。
「TANG タング」特報映像
作品情報
「TANG タング」
2022年8月11日(木・祝)全国公開
<CAST>
二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)/武田鉄矢
<STAFF>
原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作/松原葉子 訳/小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
配給:ワーナー・ブラザース映画
映画公式サイト:tang-movie.jp
Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo
©2022映画「TANG」製作委員会