役所広司主演の映画「峠 最後のサムライ」の公開日が6月17日（金）に決定し、新たなポスタービジュアルが解禁された。
歴史小説界の巨星・司馬遼太郎が、幕末の風雲児と呼ばれた越後長岡藩家老・河井継之助を描いた「峠」が初の映像化。監督・脚本は、黒澤明監督の助監督として数々の名作に携わり、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した初監督作品「雨あがる」以来、人間の美しい在り方を描いてきた名匠・小泉堯史。
“最後のサムライ”河井継之助を演じるのは、役所広司。さらに、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢らが集結した。
当初、2020年9月25日公開予定だった本作。コロナ禍の影響により、公開延期を繰り返したものの、いち早く作品を鑑賞したマスコミ、業界関係者からは、全編に渡り35ミリフィルムで撮影された映像美と、日本映画界に連綿と受け継がれてきた「時代劇」を形作る多様な技術が創出したリアリティあふれる作品スケール、そして小泉監督と役所をはじめとする豪華俳優陣が紡ぎ上げた深く、熱い人間ドラマが高い評価を得ていた。そんな本作が、延期期間を経て満を持して6月17日（金）に全国公開されることが決定した。
新公開日決定に伴い、メインビジュアルも一新。旧ビジュアルでは、役所演じる河井継之助が峠の頂から故郷・長岡を遠く見つめる水墨画のような静謐（せいひつ）さが際立つものだったが、新ビジュアルでは、まるで未来を見据えるかのごとく、曇りのない真っすぐな継之助のまなざしが印象的に配され、新コピーである「ニッポンが震えた、熱き心」という一文とも相まって、より本作の「力強さ」にフォーカスしたデザインに。
役所の表情をアップで捉えることで、武士としての使命とたぎる「心」を武器に、5万人の軍勢に対してたった690人の仲間と共に立ち向かった“最後のサムライ”河井継之助の不退転の覚悟と、その先に描かれる熱き人間ドラマを感じ取れるものとなっている。
予告映像
作品詳細
「峠 最後のサムライ」
2022年6月17日（金）全国公開
出演：役所広司
松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗／芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明
渡辺大、AKIRA／東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆／仲代達矢
監督・脚本：小泉堯史
音楽：加古隆
原作：司馬遼太郎「峠」（新潮文庫刊）
配給：松竹、アスミック・エース
公式HP：touge-movie.com
©2020『峠 最後のサムライ』製作委員会
