4月1日(金)公開の田中圭が主演を務める映画「女子高生に殺されたい」より、田中圭と南沙良の本編映像が解禁された。
原作は、「ライチ☆光クラブ」「帝一の國」などで知られる鬼才・古屋兎丸の画業20周年記念作品として発表された同名コミック。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ、前代未聞の“自分”殺害計画を描く。
主人公・東山春人を演じるのは、映画「総理の夫」「そして、バトンは渡された」「あなたの番です 劇場版」など話題作への出演が続く田中圭。一見、常識的な人間でありながら、自らに潜む衝動を抑えられない男という難しい役どころを、不気味さと色気を併せ持つ狂気をはらんだキャラクターとして体現する。
監督は、Vシネマから劇場公開映画まで幅広いジャンルを手掛け、2020年公開の「性の劇薬」「アルプススタンドのはしの方」で立て続けにヒットを飛ばした城定秀夫。自身の脚本で原作を映画的に大胆にアレンジし、禍々しいほどの映像美と上質なストーリーテリングで、衝撃の怪作を誕生させた。
解禁された本編映像第4弾は、突然の地震により半崩壊した遺跡研究部の部室を、顧問の春人(田中圭)が真帆(南沙良)ら部員たちと共に片付ける場面から始まる。片付けの最中、春人のネクタイが曲がっていることに気がついた真帆がネクタイを締め直すと、思わずゴクリと生唾を飲み込む春人。緊張しながらも、どこか恍惚な表情にも見える。春人にとって、ネクタイで首を絞められる行為とは…。“自分”殺害計画を企てる春人の不気味さを感じさせるシーンとなっている。