かまいたちが二宮和也主演「TANG タング」で凸凹悪役コンビに 景井ひなが実写映画初出演

映画
2022年05月03日
©2022映画「TANG」製作委員会

8月11日(木・祝)公開の二宮和也主演映画「TANG タング」に、かまいたち(山内健司、濱家隆一)と景井ひなが出演することが決定した。かまいたちはコンビとしては映画初出演で初共演、景井は実写映画初出演となる。

原作はベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスのハートウォーミング小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」。ゲームざんまいで妻に捨てられたダメ男・春日井健(二宮)の前に、記憶をなくした迷子のロボットが現れる。自分のことを“タング”と名乗るロボットは、どこから来て、何のためにやってきたか分からない。この“迷子同士”の運命の出会いは、まさかの驚きに満ちた壮大な冒険の幕開けだった。

主演の二宮は「嵐」の活動休止以降、初の主演映画となる本作で、初めて“ロボット”と共演。監督は「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016)、「フォルトゥナの瞳」(2019)の三木孝浩が務める。

©2022映画「TANG」製作委員会

映画出演のオファーを受けた際に「二宮さんを見るまでは、ドッキリの可能性あると思っていました」と振り返るかまいたちの2人が演じるのは、タングを狙う謎の組織に所属する凸凹悪役コンビ。山内が演じるのは狂気に満ちた目つきでスタンガンを扱う小出光夫、濱家は寡黙で威圧感があり鋭い眼光を放つ大釜仁。2人それぞれが見た目も雰囲気もそのまま反映されたかのようなキャラクターに挑んだ。

悪役を演じるに当たって三木監督から「ドスを利かせて」という演技指導を受けた濱家は「ただ悪い奴っぽいというオーダーが難しかったです。家で練習している時にドスを利かせ過ぎて、『いや、こんな役ちゃうやろ』って自分でも分かんなくなったりしました(笑)」と初めて挑戦する役柄に悪戦苦闘した様子。いっぽうの山内は「僕も、監督に『目がヤバい、イってしまっているような、“いつもの”感じで』と言われましたね(笑)」と三木監督から独特な演出を受けたと明かした。

また、本作の見どころについて濱家は「もちろんストーリーも面白いんですけど、CGで動くタングを楽しみにしています!」と注目ポイントを挙げ、山内は「ほぼ俳優としての2人のデビュー戦なので。そこも見てほしいですね!」とコメントしている。

©2022映画「TANG」製作委員会

そして、TikTokフォロワー数が1000万人を超え、フォロワー数国内女性ランキングで1位となりZ世代から絶大な人気を誇る景井ひなが、健がタングについて調べるために訪れたロボット製造企業の受付で働く原田カオリを演じる。本作で実写映画初出演を果たした景井は「私が映画に出演できるの!?という驚きも大きかった」と出演が決まった時の心境を語り、「三木監督からアンドロイドに見えるような指導をたくさん受けて、日常生活でも話し方を変えた」と役作りについて明かしている。

あわせて解禁された場面写真では、役作りに悪戦苦闘した濱家と、“いつもの”感じで目がイってしまっている山内の悪役コンビ、さらに景井が三木監督から多くの演出を受けて演じた受付嬢・原田カオリの姿が納められている。

濱家隆一(かまいたち)/大釜仁役 コメント

映画には今までちょっとした役では出させてもらったことがあるのですが、二宮さん主演の映画と情報を聞いていくうちに「あ、ドッキリなんだ」と思いました。(ドッキリのために)一応めちゃくちゃ喜んだフリもしたんですけど、いざ来てみたら…ドッキリじゃなかった!(笑) 山内の役は悪役だけどコミカルなところもあるんですが、僕はただただ悪い奴っぽい方がいいと言われて…。「ドスを利かせて」と監督から指示を受けて、家で一人で練習した時、ドスを利かせすぎて「いや、こんな役ちゃうやろ」って一人で分からなくなったりしました。まだ僕らも“動くタング”を一回も見ていないので、すごく楽しみにしています。

山内健司(かまいたち)/小出光夫役 コメント

二宮さん主演の映画に出演と聞いて、ニノさんを見るまではドッキリの可能性があると思っていました。
現場では三木監督から「目がヤバい、イってしまっているような、”いつもの”感じで」と言われましたね(笑)。
普段、バラエティでは台本を事前にちゃんと頭に入れることはあまりしないのですが、今回は二人とも完璧に頭に入ってました。アドリブはゼロです!「TANG タング」は俳優としての二人のデビュー戦なので、ぜひそこを観ていただきたいし、自分でも早く観たいです。客観的に観たらどうなっているのか…楽しみです。

景井ひな/原田カオリ役 コメント

映画に初出演させていただきましたので、お話を頂いた時はうれしい半面、私が映画に出演できるの!?という驚きも大きかったです。
アンドロイドロボットに見えるような人間役を演じるにあたって、三木監督からご指導をたくさん頂き、日常生活でも話し方を変えて臨みました。
タングはロボットなので表情は変わらないのに、声を聞いているだけで喜びや悲しみの表情が見えてきます。
自分に自信が持てなかったり勇気が出なかったり、そんな時に背中を押してもらえる作品だと思うのでぜひたくさんの方にご覧いただきたいです。

作品情報

「TANG タング」
2022年8月11日(木・祝)全国公開

<CAST>
二宮和也
満島ひかり/市川実日子
小手伸也、奈緒、京本大我(SixTONES)
山内健司・濱家隆一(かまいたち)、景井ひな/武田鉄矢

<STAFF>
原作『ロボット・イン・ザ・ガーデン』(デボラ・インストール 作/松原葉子 訳/小学館文庫)
監督:三木孝浩
脚本:金子ありさ
配給:ワーナー・ブラザース映画

映画公式サイト:tang-movie.jp

この記事の写真

Based on “A ROBOT IN THE GARDEN” by Deborah Install Copyright © 2015 by Deborah Install Licensed by Deborah Install c/o Andrew Nurnberg Associates, London through Tuttle-Mori Agency, Inc. ,Tokyo

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