草彅剛ら出演の映画「サバカン SABAKAN」本予告編&本ビジュアル解禁

映画
2022年05月05日
©2022 SABAKAN Film Partners

8月19日(金)に公開される「ミッドナイトスワン」「クソ野郎と美しき世界」を手掛けてきたCULENの新作映画「サバカン SABAKAN」の本ビジュアルと本予告編が解禁された。

本作は、1986年の長崎を舞台に、イルカを見るために冒険に出ることになった二人の少年の友情と、それぞれの家族との愛情の日々を描く物語。番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子、竹原ピストル、貫地谷しほり、岩松了、そして草彅剛が出演する。

監督・脚本は、本作が映画初監督となる金沢知樹(萩森淳と共同脚本)。ドラマ『半沢直樹』(TBS/2020年)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた俊英が、完全オリジナル脚本で温かな愛の物語を描き出す。撮影は、2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に行われた。

解禁された本ビジュアルは、本編に登場する“子供時代の友達との思い出”である「サバの味噌煮の缶詰」がモチーフとなっている。上の缶詰では“1980年代の子供時代(番家)”を、下の缶詰では“大人になった今”の主人公・久田(草彅)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図に。1980年代の缶詰では、久田(番家)と友達の竹本(原田)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原)はノリで追いかけている。キャラクターたちの表情に個性とユーモアがあふれ、楽しさが漂うビジュアルに。そして「ここは80年代。子供が主役です。」というキャッチコピーが添えられている。

さらに本予告編も解禁。ORANGE RANGEの大ヒット曲「キズナ」をANCHORが編曲し、りりあ。が涙腺を刺激するピュアな歌声で歌い上げる主題歌と、ベテランの大島ミチルが手掛けた音楽、そして空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションときらめく夏が子供時代の記憶を呼び覚ます、胸が熱くなる予告編となっている。

「キズナ」編曲/ANCHOR コメント

主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲「キズナ」をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。

「キズナ」歌唱/りりあ。コメント

金沢監督からORANGE RANGEさんの「キズナ」を主題歌として歌ってほしいとお話を頂いた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から「キズナ」への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うのでぜひ観ていただきたいです。

音楽:大島ミチル コメント

映画「サバカン」の作曲は金沢監督が私の音楽の「風笛」が大好きとのことでお話を頂きました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ…この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。すてきな映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださるとうれしいです。

「サバカン SABAKAN」60秒予告

作品情報

映画「サバカン SABAKAN」
2022年8月19日(金)全国ロードショー

<出演>
番家一路、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル
村川絵梨、福地桃子、ゴリけん、八村倫太郎(WATWING)、茅島みずき、篠原篤、泉澤祐希
貫地谷しほり、草彅剛、岩松了

<スタッフ>
監督:金沢知樹
エグゼクティブプロデューサー:飯島三智、小佐野保
プロデューサー:佐藤満、高橋潤
脚本:金沢知樹、萩森淳
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:丸橋光太郎
ラインプロデューサー:福田智穂
監督補:小川弾
撮影:菅祐輔
照明:渡邊大和
録音:田辺正晴
美術:岡田拓也
装飾:佐藤孝之
衣裳:松下麗子
スタイリスト:細見佳代
ヘアメイク:永嶋麻子
スクリプター:外川恵美子
助監督:新谷和弥人
制作担当:林みのる
編集:河野斉彦
制作プロダクション:ギークサイト

撮影協力:長与町、時津町、西海市、島原市、長崎県フィルムコミッション
助成:文化庁/文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
宣伝:モボ・モガ
配給:キノフィルムズ
製作:CULEN、ギークサイト

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