のん、柳楽優弥、磯村勇斗、岡山天音のコミカルなけんかシーンにほっこり 映画「さかなのこ」本編&メイキング解禁

映画
2022年08月30日
映画「さかなのこ」 ©2022「さかなのこ」製作委員会

日本中の誰もが知るあの“さかなクン”の半生を、のん主演でユーモアたっぷりに描く映画「さかなのこ」(9月1日(木)公開)の本編映像&メイキングが解禁された。

本作は、子どもの頃からお魚が大好きだったさかなクンが、たくさんの出会いの中でやがて“さかなクン”になるまでを描いた自叙伝「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」(講談社刊)を、フィクションも織り交ぜながら大胆にアレンジして映画化。原作者のさかなクンも“ギョギョおじさん”として出演する。脚本、監督は映画「横道世之介」以来のタッグとなる前田司郎と沖田修一。

公開されたのは、のん演じるお魚大好きな主人公・ミー坊とツッパリ集団の総長(磯村勇斗)が、港で他校の不良・カミソリ籾(もみ)(岡山天音)とけんかを始めるシーン。

総長率いるツッパリ軍団を挑発するため、ミー坊がシメたばかりのお魚の頭を踏みつぶすカミソリ籾。「ここらの魚はうちらのモノなんだよ」とドヤ顔で謎理論をかまされたミー坊は怒り心頭。「お魚さんがかわいそうだと思わないの?  君には心がないの!?」と反撃し、総長も「こんなの死への冒涜だ!」と続く。「おまえらが殺したくせに」「殺したんじゃない、シメたんだよ!」と、着地点が気になるラリーを経ながら「お魚さんへ謝れ!土下座しろ不細工!!」と、どんどんヒートアップするミー坊。沖田修一監督の演出と俳優陣の演技がばっちり融合し、コミカルでどこか平和な雰囲気が漂うシーンに仕上がった。

また、あわせてメイキング映像も解禁。天然記念物のカブトガニを盾に果敢にヤンキーに立ち向かっていくミー坊や、磯村率いる“総長チーム”と岡山率いる“カミソリ籾チーム”がカチンコを手にカメラ前に集結するという、舞台裏の仲むつまじい姿が伝わってくる貴重な映像となっている。

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