永野芽郁主演、タナダユキ監督の映画「マイ・ブロークン・マリコ」(9月30日(金)公開)より、物語の重要なキーとなる場面写真が解禁された。
本作は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載された平庫ワカの同名コミックを映画化。鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨは、テレビのニュースで親友・イカガワマリコが亡くなったことを知る。マリコの魂を救うために、マリコの実家から遺骨を強奪し逃走。マリコの遺骨を抱いて“ふたり”で旅に出る。
主人公・シイノトモヨを永野芽郁、親友・イカガワマリコを奈緒が演じ、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊らが共演。監督は「百万円と苦虫女」(2008)で日本映画監督協会新人賞を受賞し、「ふがいない僕は空を見た」(2012)、「ロマンスドール」(2020)、「浜の朝日と嘘つきどもと」(2021)など、話題作を手掛けているタナダユキ。
解禁となったのは、大人になったシイノ(永野)が親友のマリコ(奈緒)と線香花火をするシーン。花火はシイノとマリコにとって特別なキーワードであり、映画の中でも象徴的に描かれている。2人の会話は長回しで撮影。せりふが急きょ足され、また線香花火の着火時間が予想できないこともあり撮影には時間を要したが、シイノとマリコが柔らかい表情を浮かべる夏の終わりにぴったりなカットに仕上がった。
先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、ますます公開が期待される映画「マイ・ブロークン・マリコ」は、2022年9月30日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー。
STORY
ブラック企業に勤め鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ(永野)は、テレビのニュースで親友・イカガワマリコ(奈緒)が亡くなったことを知る。学生時代から父親に虐待を受けていたマリコのためできることはないか考えたシイノは、マリコの魂を救うため遺骨を奪うことを決心。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れてく!」と、マリコの実家から遺骨を強奪し、学生時代にマリコが行きたがっていた海へと“ふたり”で向かう。
作品情報
『マイ・ブロークン・マリコ』
2022年9月30日(金)TOHOシネマズ日比谷ほかにて全国ロードショー
出演:永野芽郁、奈緒、窪田正孝、尾美としのり、吉田羊
監督:タナダユキ
脚本:向井康介、タナダユキ
原作:平庫ワカ「マイ・ブロークン・マリコ」(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)
音楽:加藤久貴
エンディングテーマ:Theピーズ「生きのばし」(P)2003King Record Co.,Ltd.
製作:映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会(ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA/エキスプレス)
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
©2022映画『マイ・ブロークン・マリコ』製作委員会