池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)の初主演映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」(2023年春公開)の主題歌が、新進気鋭のロックバンド・インナージャーニーの書き下ろし新曲「少年」に決定した。
「百円の恋」「アンダードッグ」(脚本)、「喜劇愛妻物語」(脚本·監督)、2023年秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(脚本)の足立紳監督が自身の小説「弱虫日記」(講談社文庫)を映像化する本作。昭和の終わりごろ、とある地方の町で育つ小学6年生男子たちの葛藤と前進、出会いと旅立ちを描く。
高崎瞬(池川侑希弥)は、がんの手術で片方の乳房をなくしたロうるさい母・佳子(臼田あさ美)と多くを語らない父・作郎(浜野謙太)の下で育った、やんちゃな男子。親友には、犯罪歴のある真樹夫(永瀬正敏)を父に持つ隆造(田代輝)や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野(岩田奏)など、さまざまなバックボーンを抱えながらも明日を夢見る少年たちがいた。子供同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るため、そして大嫌いな自分と訣別するため、瞬は勇気を振り絞る。
本作で映画初主演を飾るのが、Boys be/関西ジャニーズJr.で活躍中の池川侑希弥。「CUBE 一度入ったら、最後」の田代輝、『二月の勝者-絶対合格の教室-』の白石葵一のほか、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏らオーディションで選ばれた若き俳優陣が複雑な家庭環境で生きる子供たちを熱演した。ほか、臼田あさ美、浜野謙太、新津ちせ、永瀬正敏、河井青葉らが瞬たちを取り巻く人物を演じる。
そして、主題歌はインナージャーニーの書き下ろし新曲「少年」に決定。ボーカルのカモシタサラは本作の撮影現場を訪れ、足立監督やキャストたちとも交流。物語のキーとなるトンネルでの緊迫したシーンを目の当たりにし、楽曲の構想を膨らませた主題歌「少年」は、疾走感あふれるメロディーに乗せて思春期の少年たちを勇気づける、力強い楽曲となっている。
インナージャーニー・カモシタサラ コメント
このたび「雑魚どもよ、大志を抱け!」の主題歌を担当させていただくことになりました。
お話を頂いたときから、うれしさとプレッシャーが混ざり合い、ずっとワクワクしています。
映画で描かれている時代は私が生まれるよりも前の話ですが、なぜだか懐かしくなったり、きっと誰もが一度は持ち合わせたことのある苦いような酸っぱいような感情が入り混じっていて、何度も心がぎゅっとなりました。
自分もこういうことあったなあなんて思い出したり。実際に撮影地まで行かせてもらって、それぞれいろいろなものを抱えた子供たちの心の揺れ動きや、ハッとさせられる演技に引き込まれながら、空気や匂いから感じたことを全部歌に詰め込みました。映画の中の瞬くんたちと、私たちをつなぐ架け橋のような歌になればいいなと思っています。とても良いシーンで曲が流れるので緊張していますが、最後まで聴いていただけたらうれしいです。
インナージャーニー プロフィール
2019年、10代限定フェス「未確認フェスティバル2019」 出場をきっかけに結成した、カモシタサラ(Vo&Gt)、本多秀(Gt)、とものしん(Ba)、Kaito(Dr)からなる4ピースロックバンド。カモシタが手掛ける幅広い世代の心を捉える楽曲とやさしく響く歌声、エモーショナルなバンドサウンドが各方面から絶賛されている。2022年9月7日には1stアルバム『インナージャーニー』をリリース。10月1日(土)には、渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて結成3周年記念ワンマンライブ「インナージャーニーといっしょ vol.3-内旅編-」を開催し、「少年」を初披露する予定となっている。
作品情報
「雑魚どもよ、大志を抱け!」
2023年春、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
出演: 池川侑希弥(Boys be/関西ジャニーズJr.)、田代輝、白石葵一、松藤史恩、岩田奏、蒼井旬、坂元愛登
臼田あさ美、浜野謙太、新津ちせ、河井青葉/永瀬正敏
原作:足立紳「弱虫日記」(講談社文庫)
監督:足立紳(「喜劇愛妻物語」「14の夜」)
脚本:松本稔/足立紳(「百円の恋」「アンダードッグ」)
音楽:海田庄吾(「百円の恋』『喜劇愛妻物語」)
主題歌:インナージャーニー「少年」(鶴見river records)
製作幹事: 東映ビデオ
制作プロダクション:the ROOM
制作協力:岐阜県飛騨市
配給:東映ビデオ
公式サイト:https://zakodomoyo-movie.jp/
©2022「雑魚どもよ、大志を抱け!」製作委員会