のん、門脇麦、大島優子が三姉妹を演じる映画「天間荘の三姉妹」(10月28日(金)公開)から、仲居として働くことになったたまえ(のん)が慣れない仕事に奮闘する本編映像が到着した。
本作は現在ハリウッドを拠点に活躍する、「あずみ」「ルパン三世」、そしてジャン・レノ主演「ドアマン」を手掛けた北村龍平監督が、髙橋ツトムの代表作「スカイハイ」のスピンオフ「天間荘の三姉妹」を映画化。いのち、人の生と死、家族や近しい人たちとのつながり、など誰にとっても他人事ではないテーマを観る者に問いかける。
交通事故で臨死状態になったたまえ(のん)は、天空と地上の間にある街・三ツ瀬で異母姉ののぞみ(大島)やかなえ(門脇)と出会う。現世では天涯孤独の身であるたまえは“地上に戻る”か“天へ旅立つか”という答えが出るまでの間、のぞみが若女将を務める旅館“天間荘” で仲居として働くことに。
解禁された本編映像は、天間荘の立派な門構えからスタート。老舗旅館・天間荘で仲居として働き始めたたまえが、慣れない仕事に奮闘する姿が描かれる。まずは天間荘の売りである源泉かけ流しの温泉が楽しめる大浴場の掃除から。老舗旅館ならではの風情ある回り廊下の雑巾がけにも力が入る。
天間荘のもう一つの目玉は、港町ならではのぜいたくな海鮮料理。料理長・宝来(中村雅俊)に教わりながら、かなえの恋人で漁師の一馬(高良健吾)が毎日届けに来る、その日仕入れたばかりの新鮮な魚をさばくことにも挑戦する。魚と目が合い、包丁を入れるのをためらうたまえに「捕まえた以上感謝して、命ばいただく。それが礼儀だ」と、活を入れる宝来。慣れない仕事に苦戦しつつ、真っすぐに取り組むたまえの愛らしさが詰まったシーンとなっている。