目黒蓮、80年代再現の巨大セットに大興奮「Snow ManのMV1本撮れる」大泉洋主演「月の満ち欠け」メイキング映像公開

映画
2022年11月02日
©2022「月の満ち欠け」製作委員会

12月2日(金)公開の大泉洋主演映画「月の満ち欠け」から、スペシャルメイキングムービー&場面写真が到着した。

本作は、2017年に第157回直木賞を受賞し、累計発行部数56万部を超える佐藤正午によるベストセラー小説「月の満ち欠け」(岩波書店刊)を実写映画化。現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯し、壮大なラブストーリーを展開していく。

大泉が主人公の小山内堅を演じ、小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃役に有村架純。ソロでの映画初出演となるSnow Manの目黒蓮が正木瑠璃と許されざる恋に落ちる大学生・三角哲彦、柴咲コウが小山内の妻・梢を演じる。また正木瑠璃の夫・竜之介役で田中圭、小山内にある事実を伝える、娘の親友・緑坂ゆい役で伊藤沙莉も出演する。

監督は「余命1ヶ月の花嫁」「ストロボ・エッジ」の廣木隆一、脚本は「映画 ビリギャル」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の橋本裕志が務める。

このたび主演の大泉の撮影クランクアップ時の様子から始まるスペシャルメイキングムービーが解禁。大泉をはじめ、主要キャスト陣の撮影風景やコメントが随所に盛り込まれている。

中でも、目黒が「いかつすぎません?! このセット(笑)。Snow ManのMV1本撮れるくらいの。その中でお芝居ができるのはすごい貴重だな」と興奮を隠せない様子で語る、本作の重要な舞台の一つである80年代の高田馬場駅前を忠実に再現した巨大セットは必見。時代設定的にも現在の高田馬場駅での撮影はかなわず、茨城県筑西市の全面協力の元でこのセットが構築された。

さらにこのセット内で撮影されたシーンの中から場面写真も公開。俯瞰で高田馬場駅前の全体を写した場面写真に加え、横断歩道ですれ違った正木瑠璃(有村)と三角(目黒)の2人が振り向きざま互いを確認する豊かで切ない表情がエモーショナルに切り取られたカットも。合成前の写真も用意されており、どこまでがセットによる再現かよく分かり、興味深い対比となっている。

そして大泉も、このセット内で当時7歳の娘・瑠璃(阿部久令亜)とのシーンを撮影。7歳にして突然、高田馬場にあるレコードショップを1人で訪れていた瑠璃。小山内(大泉)と妻の梢(柴咲)が必死で探し回ったところ、瑠璃は無事警察に保護される。

なぜそんな場所にたった1人で向かったのか。戸惑いながらも瑠璃を迎えに行った小山内は、駅前の横断歩道で瑠璃から思いがけない言葉をかけられる。撮影時、重要なシーンを任された子役の阿部に、廣木監督は「いかに自然に見えるか」をメインに演出。

撮影前から大泉も何度も阿部の芝居練習に付き合い、時には優しくアドバイスしていた。阿部が言いやすく、かつより自然に映るよう台本からせりふが変更されるなど、廣木組ならではのフレキシブルな対応も見られ、ある意味で台本以上に大きく膨らんだ感動的なシーンが完成。解禁された場面写真はそんな瑠璃を安堵した表情で見つめる小山内の姿が収められている。

©2022「月の満ち欠け」製作委員会
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