中島歩、林遣都、有村架純、井之脇海、窪田正孝らが『アクターズ・ショート・フィルム3』各作品のキャストに【コメントあり】

映画
2022年12月08日
『アクターズ・ショート・フィルム3』

5人の人気俳優、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎がショートフィルムの監督に挑戦する『アクターズ・ショート・フィルム3』の各作品のキャストが決定し、コメントが到着した。

5人の俳優が予算・撮影日数など同条件で25分以内のショートフィルムを制作し、世界から6,000本超のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)のグランプリ:ジョージ・ルーカス アワードを目指す本プロジェクト。第3弾では、高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎が監督を担当する。

各作品のキャストは、高良監督作の主演に映画「いとみち」「偶然と想像」で第35回高崎映画祭最優秀助演俳優賞を受賞した中島歩。その友人役としてヴェネチア国際映画祭で新人俳優賞を受賞、2023年1月放送のNHK正月時代劇『いちげき』で主演を務める染谷将太の共演が決定した。

玉木組には、俳優としてリスペクトし合う関係という林遣都が出演。『世界は3で出来ている』で、主演かつ唯一の出演者として一人三役の一卵性三つ子役を演じ、第58回ギャラクシー賞でテレビ部門大賞を受賞した林が玉木監督作の主演を務める。

いっぽう、土屋監督作は、土屋自身が監督・脚本・主演を担当。さらにW主演で映画「花束みたいな恋をした」で、第45回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した有村架純との初共演が実現した。

中川監督作は、現在『クロサギ』にも出演中の井之脇海が主演を務め、『麒麟がくる』の森蘭丸役で、若手ながらNHK大河ドラマに2度目の出演を果たした板垣瑞生、映画「草の響き」「間借り屋の恋」に出演の林裕太ら若き実力派俳優がそろう。

野村萬斎監督作の主演は、NHK連続テレビ小説『エール』で主演を務め、将来有望な若手俳優に送られるエランドール賞新人賞を受賞した窪田正孝。監督との稽古を経て難易度の高い役に挑む。
各キャストのコメントは下記に掲載。

キャストコメント

中島歩

演技のプロである俳優の高良さんに呼んでいただけたことはとてもうれしいです。従来の監督と俳優という関係性ではできない俳優同士ならでは創作ができるのではないかと楽しみにしています。脚本は監督の日々感じていることや美学が詰まっていて、それがどのように映像化されていくのか興味深いです。数々の名監督やカメラマンと膨大な時間を過ごしてきた高良さんですので、いち映画ファンとしても必見の一本になるでしょう。お楽しみに。

染谷将太

高良組、なんて響きのいい言葉でしょうか。この心躍る現場にお誘いいただけて感謝でいっぱいです。高良さんとはいくつかの現場でご一緒させていただいてますが、しっかりと一緒にお芝居をしたことがありませんでした。今回なんと監督と役者という形で現場を共にできるなんて思ってもなかったです。高良さんの唯一無二な包容力と優しさと映画愛が詰まった脚本を握りしめ、ドキドキしながら現場に行って参ります。

林遣都

玉木さんは憧れの先輩なので、大変光栄でした。脚本をいただき、準備が進む段階での監督のいろんな構想を聞き、非常にワクワクしました。指名していただいたからには何としても期待に応えたいという思いでいます。限られた時間の中で最大限の力を発揮できるよう瞬発力を研ぎ澄ませ、撮影当日、冒頭からフルスロットルで玉木組に飛び込んでいくつもりです。ぜひご期待ください。

有村架純

このような形でお仕事をご一緒できるとは、、、とても貴重な機会に携わることができ、心からうれしく思います。土屋監督へのリスペクトを忘れず、監督が作りたい世界を十分に理解し、寄り添いながらクランクインまで気持ちを高めていきたいです。また私自身も学ばせていただけることの多い撮影になるだろうと、大変楽しみにしております。短い時間での撮影になると思いますので、ギュギュっと濃縮された瞬間を見逃さないよう心に焼き付けたいです。土屋監督と同じベクトルを持って臨みたいと思います。楽しみます!

井之脇海

大志君とは、以前共演したときにいろいろと話をする中で、「役者の視点だけでなく、多角的に映画を創る視点を持っている方だな」と感じていたので、今回、監督に挑戦すると聞いた時には期待しかありませんでした。そして、その初監督作品で、一緒に映画を撮ろうと声をかけていただいて、うれしい気持ちでいっぱいでした。
現場では、役者ごとに言葉を変えながら的確に導いてくれる、安心して頼れる監督でした。そして、その言葉一つひとつに、大志君が役者として感じてきた思いがギュッと詰まっていて、その瞬間瞬間を噛み締めながら演じました。なので、今回の洸という役は、僕と大志君の二人で演じたような、そんな不思議な感覚でした。大志監督の目に映る世界の一片が、瑞々しく切り取られた作品になったと思います。完成が楽しみです。

板垣瑞生

別作品で共演していた中川さんが監督の作品にお声がけいただけたということに最初は素直にびっくりしました。同時に俳優として現場で出会ったことがある方が監督という、いつもと違うポジションから作品をどう作るんだろうという興味がありました。
実際に撮影してみて、中川さんの僕らに話しかける声のトーンが作品全体のトーンになっている気がしました。それほどに、監督中川大志さんは作品を引っ張ってくださっていました。監督のすごさ、中川さんのすごさを現場で感じて、いち俳優として踏ん張ってる自分の姿が役で踏ん張ってる時と一緒になった感覚がありました。それも監督として現場で立ってくれていた安心感があったからだと思います。常に一緒に演じてくださった井之脇さん、林さん、そして中川監督と話し合いながら、ショートフィルムだからこその濃密なすてきな作品になっていると思っております!

林裕太

最初にお話をうかがった時、まさか自分がと本当に驚きました。普段憧れる役者さんとして見ていた中川さんと、まさか監督としてご一緒できるとは。井之脇さん、板垣さんと三人で、ひたすら走って、ひたらすら階段を登って、朝までエネルギーを出し尽くしました。撮影が終わった後に見た、美しい朝焼けを忘れることはありません。現場で中川さんは監督であり、いい兄貴的な存在でもありました。監督と三人の空気感が温かく、今も愛おしく思います。すてきな方々と、恵まれた環境の中で撮影できたことが本当に幸せでした。

窪田正孝

人は弱くて尊い。そして、愚かで醜い。何者にもなれなくて、自分を偽り、何かに縋りもがき苦しんでいる。必然と心に存在する陰を描いた作品。野村萬斎監督の元、稽古をつけていただき、表現方法、役へのアプローチを模索しています。感じたことのない芝居の質感を楽しみながら大切に作り上げていきたいと思っています。

番組情報

『アクターズ・ショート・フィルム3』
WOWOW
2023年2月放送・配信

監督: 高良健吾、玉木宏、土屋太鳳、中川大志、野村萬斎(※五十音順)

チーフプロデューサー:射場好昭
コンテンツ戦略:仁藤慶彦
プロデューサー:小室秀一、宮田幸太郎、和田圭介
制作プロダクション:スタジオブルー

※『アクターズ・ショート・フィルム』第1弾、第2弾はWOWOWオンデマンド
https://www.wowow.co.jp/join/streaming/)で無料トライアル実施中

番組公式サイト:https://www.wowow.co.jp/movie/asf/
番組公式Twitter:https://twitter.com/asf_wowow
番組公式インスタグラム:https://www.instagram.com/asf_wowow/

 

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